盛岡タイムス Web News 2012年 9月 15日 (土)

       

■  風流山車華やかに 9台が八幡下り 盛岡秋まつり

     
  八幡下りで大勢の観客の間を進む盛岡山車  
  八幡下りで大勢の観客の間を進む盛岡山車
 

 もりおか秋まつりは14日、開幕した。同日は奉納される山車が盛岡八幡宮から参道約600bの区間を連なって練り歩く「八幡下り」が行われた。絢爛豪華(けんらんごうか)な山車が行列を成し、大勢の観客が詰めかけた通りを運行。照りつける太陽の下、山車の参加者も観客も共に汗を拭いながら秋まつりを楽しんだ。

  出発地点の盛岡八幡宮前には午前11時ころから各団体の山車が勢ぞろい。同日朝から各地を巡行してきた山車は一度停車され、八幡下りに備える。停車中の山車の前では、観光客らが記念撮影をする姿も見られた。

  午後1時、予定通り行列が始まった。盛岡山車推進会らを先頭に、祭りに参加する9台の山車が次々と出発。子どもたちの「ヤーレヤーレ」という威勢のいい掛け声と力強い太鼓の音が一帯に響き渡る。沿道の観客らは山車を撮影するなど、祭りを満喫していた。

  吉田ラージ安里君(附属小3)は南大通2丁目町内会の山車に初参加。音頭も上げたという。「昨年友達がやっているのを見て自分もやりたかった。練習は大変だったけど、気持ち良かった。次も大きな声でしっかり歌いたい」と意気込む。

  観光コンベンション協会の山車に参加する菊池今子さん(55)は「雨がないのはいいが、さすがに暑過ぎる。これが終わると、季節の切り替えという気分」と話していた。

  観客の高橋爾郎さん(82)は「天気に恵まれて、山車の美しさが映える。電線もなくなったので見やすい」と笑顔。「鎮魂と書いた山車があり、今年がただの祭りでなく、復興元年という意味も込められていることに感動した」と話していた。

  夜の山車が楽しめる大絵巻パレードは15日午後6時出発。出発式は同5時半からもりおか歴史文化館前で行われ、山車を間近で見ることができる。


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