盛岡タイムス Web News 2012年 9月 16日 (日)

       

■ 福島の小学生迎え交流 岩手っ子と一緒にキャンプ 盛岡広域8市町村に114人

     
  小岩井農場まきば園でソフトクリームを食べる福島県被災地と本県の児童  
  小岩井農場まきば園でソフトクリームを食べる福島県被災地と本県の児童  

 東日本大震災津波で被災した福島県の児童を本県に招待し、のびのびと遊んでもらう福島県被災地の子どもたちリフレッシュ支援「もりキャンいわて×ふくしま」(盛岡広域8市町村長懇談会主催)が15日から盛岡広域8市町村で始まった。昨年に続き2回目の開催となる今年は、福島県78人、宮古市周辺10人、盛岡市周辺26人の小学4、5、6年生計114人が参加。2泊3日の日程で、県の枠を超えてお互いの交流を深めながらさまざまな体験を行う。

  15日は雫石町丸谷地の小岩井農場まきば園で、歓迎会が行われた。同懇談会を代表して谷藤裕明市長は「東日本大震災から1年半がたったが、みんなで協力して少しずつ元の生活に戻れるように前向きな気持ちで頑張らなければならない。小学生の皆さんが元気になるように、今年も8つの市町村合同によるキャンプを開催する。短い間だが、岩手の良いところをたくさん発見し、良い経験、思い出を作ってほしい」とあいさつした。

  福島県の児童を代表し、菅野真穂さん(南相馬市立原町第三小6年)は「今回は岩手県にお呼びいただき、ありがとうございます。盛岡と宮古の方々と交流を深めて、楽しいキャンプにしたい。魚釣りをするのが楽しみ」と抱負を語った。

  盛岡周辺の児童を代表して中村夏美さん(青山小6年)は「福島、宮古の皆さん、盛岡にようこそお越しくださいました。私たちは福島、宮古の皆さんと友達をたくさん作り、いろいろなことにチャレンジして思い出に残る3日間にしたい」と歓迎した。

  歓迎会終了後は、福島と本県の児童が6、7人のグループに分かれて、園内で名物のソフトクリームを食べたり、さまざまなアトラクションに挑戦したりと自由時間を楽しんだ。グループ内は、ほとんどが初めて顔を合わせる児童同士だが、移動しながら会話をするなど、すぐにうち解けた雰囲気になっていた。

  児童は期間中、つどいの森でのキャンプやブドウ狩り体験、乗馬体験などを行うAコース、安比高原でのゴンドラ遊覧、岩手山青少年交流の家でのキャンプなどを行うBコース、葛巻高原でのチーズ作りやトラウトガーデンでの魚釣りなどを行うCコースに分かれて、盛岡広域圏の魅力を満喫する。

  Aコースに参加する佐藤優帆さん(福島市立杉妻小5年)は「2日目のブドウの収穫が楽しみ。前にこういうキャンプに参加したときに、たくさん友達ができて楽しかった。今回もみんなと仲良くなりたい」と岩手の児童との交流を楽しみにしていた。



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