盛岡タイムス Web News 2012年 10月6日 (土)

       

■  ひと月遅れの秋需要に 盛岡の小売店 挽回に動く

     
  秋需要が出始めた盛岡市の中心市街地の小売店  
  秋需要が出始めた盛岡市の中心市街地の小売店
 

10月に入り、日中はまだ暑さが残るものの、朝晩は徐々に涼しくなってきた。1日に衣替えし、盛岡市の中心市街地の小売店では、やっと発生し始めた秋需要に向け、例年より1カ月遅れの商戦に力を入れている 。

  同市菜園の靴専門店のリスブラン菜園店では、ショートブーツが売れ始めた。三角敏子店長は、「長かった残暑もほぼ終わり、やっとブーツ類が売れ出した。長さはロングブーツの3分の1、4分1。冬までの季節に適したブーツ。ワインカラーなど、明るい色を求める。少し、気分チェンジしたいようだ」という。

  同市大通2丁目のひまわりでは、薄手の手編み糸が動き出した。同店の駒井喜久子さんは、「例年であれば、八幡宮の秋まつりの時期には売れている商品。今年の夏は異常。ほぼ1カ月ずれている。商品は十分あり、これから頑張る」と力を入れる。

  同市大通3丁目の道又時計店の道又和人社長は「秋は婚礼シーズンで、結婚指輪などが売れる季節。春の婚礼に向けた準備の季節。大いに期待したい。長い夏も終わり、じっくり何かを買う時期。満足して商品を購入してもらうために社員教育が欠かせない」と顧客の来店の準備に余念がない。

  同市南大通のみかわやは秋物一色。齋藤恒夫社長は「夏がひと月延びた。夏物は完売したが、その間仕入れた秋物はまったく出せなかった。9月下旬に寒い日が続いたときは、秋物を出し売れた。これから遅すぎた秋が来る。23度以下になれば、秋物は動く」と天候を気にしていた。

  同市中ノ橋通の繁田園では、濃いお茶が売れ出した。繁田秀一社長は「刻之蔵というお茶で、濃い味。春先に摘み、秋に出すお茶。朝晩涼しくなり、売れ出した。秋が深まるとさらに出る」と秋商戦に力を入れている。

  安保博夫盛岡市肴町商店街振興組合事務局長は「少しずつだが秋の気配が漂い、商店街も秋物が目立つ。29日のななっくオープンで商店街が活気付き、秋需要が旺盛になることを期待したい」と話していた。


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