盛岡タイムス Web News 2012年 10月 26日 (金)

       

■ スポーツ推進計画骨子案 盛岡市 まちの未来創る力 来年3月までに策定 いわて国体見据えた内容

 盛岡市は、2013年度からのスポーツ推進計画を来年3月までに策定する。25日の市スポーツ推進審議会(小笠原義文会長、委員20人)で骨子案が示され、委員が議論した。市では11月をめどに具体的な計画案を示す考え。当面17年度まで5年間の計画期間中には希望郷いわて国体が本県で開催される。同市は10競技14種目の会場地となっており、13年度予算に施設整備も反映させる。このため計画と整合性が図られる。

  国は11年度にスポーツ基本法を制定した。市の計画は12年度から始まった国策定スポーツ基本計画に基づく地方計画と位置づけられる。市では13年度を初年度に今後10年間を見通した基本方針のもと、5年間の総合的かつ計画的な施策を体系化していく。

  市が骨子案で示した基本方針は仮題として「すべての市民がスポーツに親しみ、スポーツを通じて健康で生き生きとした盛岡のまちづくりを力強く推進する〜スポーツの力が盛岡のまちの未来を創る〜」と設定。

  骨子案によると、16年度の希望郷いわて国体については、市民、企業団体、行政が一体で成功に導くことを重要課題に挙げている。さらに国体を契機に市民へ一層のスポーツの定着化、全市民がスポーツに親しみながら、まちづくりに参画できるよう施策を推進させる考え。

  基本的な施策体系は国計画を参考に@スポーツを「する」環境づくりAスポーツを「支える(育てる)環境づくり」B2016希望郷いわて国体・全国障がい者スポーツ国体への取り組み―を大項目とする。さらに中項目8項目、小項目25項目を設定している。

  小項目では@で子どもや高齢者など世代別のスポーツ推進、施設の整備や改修、Aで市体育協会や競技団体などとの連携・強化、Bで市民意識の醸成や大会開催施設の整備改修、選手・指導者の育成を掲げている。学校体育については、子どもたちのスポーツ推進に盛り込まれる。

  市の細川恒市民部長は審議会冒頭、あいさつで「国体に向けた施設整備は計画策定まで待てない。委員の意見を参考に13年度予算に反映させたい。来年3月の策定と整合性をとれるようにしたい」と説明した。

  審議会ではプロスポーツと市との関わり方、トップアスリート育成の方法、施設整備の改修の考え方などが問題提起された。11月に示される計画案については、小項目を構成するさらに具体的な内容が盛り込まれる。


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