盛岡タイムス Web News 2012年 11月 3日 (土)

       

■ 岩山公園14年度整備へ 59ヘクタールを5つのゾーンに分類 盛岡市 年度内に基本計画策定


 

     
  岩山整備基本計画策定に向けて行われた懇話会の第1回会合  
  岩山整備基本計画策定に向けて行われた懇話会の第1回会合
 

  盛岡市が今年度策定を目指す岩山公園整備基本計画に関する懇話会(野田坂伸也座長、10人)の初会合は2日、同市内で開かれた。基本方針案が協議された。全59・1fを森林保全、草地保護、山頂、花木園、レクリエーションゾーンに5分類する整備の方向性も示された。計画策定後は2013年度に実施設計が行われる。市では14年度から整備着手する考え。

  同日示された整備の考え方については、利用形態を「山頂からの眺望を楽しむ」と「自然環境を楽しむ」に大別。自然環境の楽しみ方としては、山野草や野鳥観察、NPO法人桃源郷づくり県民運動による花木園やサクラ並木の花見、健康登山、芝生広場でのピクニックなど多岐にわたる。

  整備の方向性としては▽山頂からの360度の眺望回復や山頂周辺などでの眺望確保▽変化に富んだ地形に合った利用法の検討▽市による公園全体の管理計画の策定とそれに基づく管理▽レクリエーション的利用空間の拡大整備、テーブル、ベンチ、遊歩道、水場の確保▽周辺地域との連携や歴史への配慮―を挙げた。

  ゾーニングは都市計画決定面積59・1f(うち開設区域26・6f)を対象に設定。この中には岩山パークランドや閉鎖中の四季(よき)園、隣接地には市動物公園や旧橋本美術館(漆芸美術館)が立地する。

  計画は外部のコンサルタントに委託。8、9月に地元住民や現地で植栽などの活動をする団体参加によるワークショップが行われ、活用方策や整備内容などについて議論された。

  この中ではかつてのスキー場復活や市街地からライトアップした展望台の眺望確保、旧美術館を活用したネイチャーセンター整備、岩山と動物公園の連絡ルート整備、バス路線の確保などの要望、提案があった。

  現在は地元や利用者を対象にアンケート調査も行われている。懇話会は年度内に計3回開かれる。12月の2回目で計画案が示される。その後募集する市民意見を踏まえ、年明け以降の3回目で計画を固め、策定する考え。

  藤島裕久都市整備部長は懇話会の冒頭、「基本計画策定により、来年度は実施設計による具体化をする。14年度以降に整備に着手する。計画策定で再整備を図り、岩山が盛岡のシンボルといわれるようにしたい」とあいさつした。



本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします