盛岡タイムス Web News 2012年 11月 6日 (火)

       

■  3年半ぶり商業核復活 ビッグハウス年内開店 地元歓迎も競争激化 シティ青山跡地

     
  開店に向けて工事が進むビッグハウス青山店  
 
開店に向けて工事が進むビッグハウス青山店
 

 盛岡市月が丘2丁目のシティ青山跡地に建設中のビッグハウス青山店は、年内オープンに向けて準備を進めている。現地は2009年6月にシティ青山が閉店したあと、盛岡市のベルプラス(澤田司社長)がスーパーのビッグハウスを建設。100円ショップのセリア、ドラッグストアのツルハなどとともに、新たな商業核を構成する。地元商店街や住民は、3年半ぶりの核店舗復活を歓迎する。一方、青山地区には同規模のスーパー4店が近接することになり、大型店同士の競り合いが一層激しくなりそうだ。

  ビッグハウス青山店は店舗面積2140平方b。セリア、ツルハなどと合わせて3759平方b。大規模小売店舗立地法に基づく県への届け出によると開店は11月中旬となっており、年内オープンに向けて急ピッチで工事を進めている。

  ベルプラスの菊池甚成管理部長は「年内開店の準備を進めており、店長になる者は地元の皆さんに早く営業するよう声を掛けていただいているという。地域の役に立つ店を目指す」と話し、核店舗復活の期待感を受け止める。

  シティ青山の閉店により盛岡市月が丘、みたけ、滝沢村穴口などの住民は、日常の食料品購入に不便をきたしていた。西青山商工振興会の石川淳也会長は、ビッグハウスの開店に対して「商店街の核店舗として期待は大きい。核店舗がなくなったことで地域が寂しくなり、歩いて買い物するところがなくなっていた。核店舗が再開すると、またにぎわいが出てくる」と話し、客足の回帰を求める。

  盛岡市西青山2丁目のサトウ時計店の佐藤昌一社長は「シティ青山が閉店して3年以上たった。ボウリング場、ダイエーのころから30年もあった店がなくなったので、こちらに客足が向かなくなった。この間に引っ越した人、諦めて店を閉めた人もいて、商店街の中に空き店舗が出た。肴町にしても、中三が閉めていたときは人の流れが変わっていた。またオープンすれば人の流れが変わる」と話した。

  ビッグハウスの開店により、青山・月が丘地域は1`圏内に4つのスーパーがひしめく激戦区になる。シティ青山の閉店後、青山2丁目には八戸市のユニバースを核店舗とするアスライフ(店舗面積3116平方b)が開店した。青山4丁目にはいわて生協のベルフ青山(同1967平方b)、青山1丁目には大船渡市のマイヤ青山店(同1686平方b)が営業し、このほか専門店やドラッグストアを交え、大型店同士の競争が激化している。

  マイヤ青山店はビッグハウスの開店も念頭に、10月末に店舗をリニューアルした。工藤孝志店長は「地域の競争は激しい。近くにはマックスバリュが出てきたし、ビッグハウスの開店に合わせて各店がアクションを起こすのでは」とみている。


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