盛岡タイムス Web News 2012年 11月 22日 (木)

       

■  通年リンクの新設盛り込む 盛岡市 スポーツ推進計画案 盛南に15年度完成目指し

 盛岡市が同市本宮の市総合プールに隣接させて通年スケートリンクを整備することが21日、分かった。冬季スポーツの振興、競技力向上が狙いで、2015年8月の完成を目指す考え。13年度当初予算に関係費用を提案する。完成すれば東北初となる。これに伴い市アイスアリーナは冬季のスケートリンク使用をやめ、仮称「総合アリーナ」としてスポーツやコンサート会場として通年使用する。

  内容は21日の市スポーツ推進審議会(小笠原義文会長、20人)で示された。市が年度内に策定を目指している市スポーツ推進計画(13〜17年度)案に盛り込まれている。

  市市民部によると、通年リンクは総合プール北側の県道沿いに建設を予定。建物はアイスアリーナより小さいが、スケートリンクを同規模に整備。リンクはアイスホッケー、フィギュアスケートに活用される。さらにカーリング専用レーン2面も新設される。

  通年でスケートリンクを稼働させるには費用もかかる。このため市では太陽光発電を導入したり、熱効率を考えた建物に工夫したりすれば、アイスアリーナを稼働させるより維持管理費用が低減されると見込んでいる。

  アイスアリーナはプロスポーツ大会やコンサートなどへの需要が通年で高い。交通の利便性も高い。同市出身のプロボクシング世界王者、佐藤洋太選手の防衛戦会場候補にも上がったが、スケートリンク使用が優先されたとの情報もある。

  審議会では佐々木正徳委員(日体協公認スポーツ指導者)が「カーリングでは中部電力が通年リンクを使い、チーム青森を抜いて世界で活躍している。ホッケーも冬季国体の上位陣は通年リンクがある」と整備に期待を寄せた。


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