盛岡タイムス Web News 2012年 11月 25日 (日)

       

■ 県予防医学協会健康ライフの拠点整備 盛南に14年春オープン 人間ドッグやプール増設

     
  県予防医学協会の新本所の完成イメージ  
 
県予防医学協会の新本所の完成イメージ
 

 公益財団法人岩手県予防医学協会(高橋牧之介会長)は、同協会本所の移転新築を計画している。27日に現地で起工式を行い、12月1日から実際に工事に着手する。完成は来年11月末の予定で、2014年4月のオープンを目指している。現施設の狭あい化への対応とともに、新たな事業展開に向けて盛南開発区域の盛岡市飯岡新田地内に移転する。

  同協会は、県内唯一の総合健康支援機関として1970年に設立。80年からはJA岩手県厚生連が所有する農村健康管理センターに入居し、一日人間ドックや健康診断などの予防医学を推進してきた。ただ近年は、職員の増加や業務の拡大などにより、施設の狭あい化が問題となっていた。同協会では、新たな事業推進を検討していたこともあり、10年ごろから新本所の新築に向けた準備を進めていた。

  一日人間ドックや生活習慣病予防検診、定期健康診断などの健康診断事業のほか、保健・栄養・運動指導などの健康支援も実施。県民の健康保持増進を図るため、検査から生活習慣の改善・指導までを一貫して実施する総合的な健康支援事業を展開する。

  移転場所は、盛南開発区域内の盛岡市飯岡新田4地割82の1地内で、敷地面積は2万3155・14平方b。計画によると、施設規模は鉄骨造3階建て延べ面積7912・97平方bが見込まれている。

  1階には、一般市民を対象とした食事のできるカフェ、プールや運動機能増進機器を備えた健康運動施設「きらら」などを設置。さらにギャラリーを併設するなど、広く県民に開かれた空間とする方針だ。2階には、一日人間ドックのほか、ドック受診者に健康定食を提供する食堂やリラクゼーションスペース、さらに生活習慣病検診や協会けんぽの生活習慣病予防検診、定期健康診断、婦人科検診、精密検査などが実施可能な総合健診フロアとなる。3階は情報セキュリティーを重視した一般事務室で、県内各地で健康診断を行うための拠点になる。

  設計は、久慈設計が担当。建物の形状は、丸みを帯びた柔らかなデザイン。土地取得と建物建設費を合わせた事業費は、約30億円が見込まれている。


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