盛岡タイムス Web News 2012年 11月 28日 (水)

       

■  衆院2区 復興訴える3氏の戦う 生活解党どう影響、民・社の擁立は

 衆院選の公示(16日)まで1週間を切った。岩手2区(宮古市、久慈市、滝沢村、雫石町、盛岡市玉山区など)には、解党が決まった国民の生活が第一前職の畑浩治氏(49)、自民党元職の鈴木俊一氏(59)、共産党新人の久慈茂雄氏(64)の3人が立候補を表明している。民主党、社民党も候補者擁立を目指す。解散から投開票まで1カ月という短期決戦の中で、各候補とも走り陣立てで準備を進め、支持を訴えている。

  ■畑氏陣営

  畑氏は、11日に盛岡市玉山区、25日には宮古市で新党大地・真民主の議員を迎えた国政報告会を開いた。解散直後の週末には、自身が3年間の活動の実績として挙げる三陸沿岸道路の着工式にも出席。12月1日は久慈市内で事務所開き、総決起大会を予定している。

  被災地出身ということもあり、訴える政策は復興が第一。「被災地の復興、地域の復興、経済の復興、この3つをしっかり訴えていきたい。地域で大変な状況が続いている。ここをしっかり改善して地域を抜本的に立て直さない限りは国民の生活が第一の政治の実現はない」と強調する。

  ■鈴木氏陣営

  鈴木氏は、18日に八幡平市で時局講演会を開催。24日の雫石町、12月1日には滝沢村と各地区で総決起大会を開く。25日の党県連の選対会議では、「自民党が政権を奪還しなければならない」と3年前の雪辱を誓った。公示日の4日に滝沢村で事務所開きを予定する。

  選挙の争点に、3年間の民主党政権の総括を挙げ「今のような政治をこのまま続けていっていいのか、それともまっとうな地に足のついた政治を取り戻さなければならないのか、それが問われる選挙」と主張。落選を糧に「3年間の経験、復興に対する思いを国政にぶつけたい」と訴える。

  ■久慈氏陣営

  久慈氏は20日に出馬を表明。会見で、党県委員会の菅原則勝委員長は「二大政党作りは破綻した。大本を変える選挙にするのが今度の総選挙の大きな意義」と比例候補者の4選に向け、岩手でも風穴を開ける戦いを強調。12月2日に久慈市内で事務所開き、総決起大会を予定する。

  震災復興、原発ゼロ、消費税増税・TPP・オスプレイの反対を政策に掲げ「被災者の生活や生業、住宅の再建、私たちの地域で言えば漁業の再建の問題を最優先の立場で大いに訴えていきたい。堂々と政策論で批判し、訴えていくことが私の仕事」と意気込む。

  ■民主党・社民党

  民主党県連は23日に連合岩手と1、3区の政策協定を締結。空白区の2区について平野達男選対本部長は「候補者の擁立に向けてはかなり厳しい状況ではあるが、いつまでにということを決めることなく、最後の最後まで努力したい」と擁立の姿勢を見せる。

  社民党も、候補者擁立を目指すが、20日の県連合の常任幹事会では結論を出せずに月内を期限に結論を持ち越した。


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