盛岡タイムス Web News 2012年 12月 2日 (日)

       

■  衆院選 民主と社民が空白区 全選挙区擁立は自、未、共 県内は16人の立候補か

     
  4区候補及川氏(中央)の発表と2区擁立断念について語る民主党の平野選対本部長(左)  
   4区候補及川氏(中央)の発表と2区擁立断念について語る民主党の平野選対本部長(左)  

 民主党県連(階猛代表)は1日、衆院選岩手4区に党本部職員の新人及川敏章氏(56)の擁立を発表した。公示直前の瀬戸際で滑り込ませたが、2区については「現段階では決められない」(県連選対本部長の平野達男復興大臣)と断念を表明。社民党県連合(伊沢昌弘代表)も同日、空白区の2〜4区で擁立断念が正式に決まった。与党・民主と社民が空白区をつくり、県内小選挙区は計16陣営による戦いで固まった。

 この結果、1区が5陣営、2区が3陣営、3、4区が各4陣営。自民党、日本未来の党、共産党が全選挙区に候補を擁立。民主党は2区、社民党は1区以外に空白区をつくった。

 民主党県連の平野本部長は1日の4区候補発表で「逆風の中、4区には支持者が結構いる。今の候補者の中で投票相手がいない、なんとしても擁立いただけないかという声があった」と説明した。

  当初4区在住者から擁立する意向だったが、金ケ崎町出身の及川氏の起用でまとまった。党分裂でたもとを分かち、日本未来の党へ合流した小沢一郎氏の地盤で主戦論を貫いた格好だ。

  一方、2区については「大宮惇幸幹事長と相談したが、現段階では決められない、態勢を作るにも大変なので、残念ながら断念する」と表明。

  2区では、たもとを分かった未来の党の前職、前回落選した自民党元職、共産党新人の構図。仮に主戦論で臨み、保守系の三つどもえになれば、分裂前の民主票が割れ、自民候補へ有利に働くとの懸念も選挙区内でささやかれていた。

  平野本部長は「純粋に候補を立てるだけの力がなかった」とこれを否定。比例は2区内選出県議が運動を展開するとしているが「選挙区についてどういう方針で臨むかは現段階ではっきり決めていない」と説明した。


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