盛岡タイムス Web News 2012年 12月 5日 (水)

       

■  政権の継続か奪還か 衆院選公示 第三極が枠組みに影響 岩手4小選挙区に5党16人 復興、消費税、TPP、原発など争点 王国分裂で票の流動化必至

 第46回衆院選は4日、公示された。県内4小選挙区では予定された計16人が立候補を届け出。12日間の舌戦をスタートさせた。前回2009年8月以来3年3カ月ぶりの総選挙は、政権交代を遂げた民主党がマニフェストを果たせず、10年参院選の敗北で衆参ねじれを生み出した。国政は政権奪回を狙う自民党などの勢力との政局が先行した。一方で東日本大震災津波からの復興のほか原発政策、TPP交渉参加、消費税増税、外交問題など重要課題が山積みだ。これらの解決を託せる政権の枠組みをめぐり、政党・候補者が国民に信を問う。投票は16日に行われ、即日開票される。

  県内小選挙区への立候補者数は前回総選挙と同じ。1区が5人、2区が3人で前回と同じ。3、4区がそれぞれ4人。各選挙区とも前職が新人・元職を迎え撃つ構図だ

  政党別では自民党、日本未来の党、共産党が全選挙区に擁立。民主党は2区以外、社民党は1区のみにそれぞれ候補者を立てた。公明党は比例東北のみ。他党の小選挙区候補を要請に応じて推薦または支持する。比例では本県在住者として未来から2人が単独登載で名前が挙がった。

  今回は3つの選挙区で民主分裂に伴い残留派と離脱派とに分かれ、互いにしのぎを削る。4小選挙区とも民主または未来の公認前職が立ち、前回民主の議席独占を許した自民の新人・元職が挑む。共産、社民は脱・反原発や増税反対など従来から一貫した政策で存在感をアピール。比例東北の単独候補と連動した戦いで臨む。

  選挙時登録日現在の選挙人名簿登録者数は109万319人。内訳は男51万6597人、女57万3722人。前回選登録日と比べ2万2393人減。選挙区別では1区27万9205人、2区29万2690人、3区23万6651人、4区28万1773人。1区以外は減少した。


  ― 県内小選挙区候補者  (県選管届け出順)―

  ■1区(5人、盛岡市=玉山区除く、紫波町、 矢巾町)

達増 陽子氏47 未新
階   猛氏46 民前A
高橋比奈子氏54 自新
伊沢 昌弘氏65 社新
八幡 志乃氏30 共新

  ■2区(3人、盛岡市玉山区、雫石町、滝沢村、 八幡平市など)

鈴木 俊一氏59 自元E
久慈 茂雄氏64 共新
畑  浩治氏49 未前@

  ■3区(4人、一関市、釜石市、大船渡市、陸前高田市、遠野市、大槌町など)

橋本 英教氏45 自新
菊池 幸夫氏53 共新
黄川田 徹氏59 民前C
佐藤奈保美氏46 未新

  ■4区(4人、花巻市、北上市、奥州市、金ヶ崎町、西和賀町)

及川 敏章氏56 民新
藤原  崇氏29 自新
高橋 綱記氏64 共新
小沢 一郎氏70 未前M

(敬称略。名前・年齢、党派、前職・元職・新人、当選回数の順。党派は民が民主、自が自民、未が日本未来の党、共が共産、社が社民)


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