盛岡タイムス Web News 2012年 12月 5日 (水)

       

■  〈草木の実の版画集〉12 八重樫光行 サワフタギ

     
   
     

 盛岡南東の里山にリンゴ園が北上川見下ろしに5`ほど続く。農免道が山の中腹に心地良く曲がり四季ごとに花を咲かせ、楽しませてくれる。

  以前に散策したとき、ルリ色の豆粒大より少し小さめの実がなる木が1カ所あるので秋の彼岸には色づいていると思いスケッチに出掛けた。

  記憶が確かであれば、この山道には1本生えている。道端は草木が伐採されるので、現存を願いつつ急ぎ行くと、青い実が待っていてくれた。今年は、雨の日が少なく、異常な暑さが続き、実の付き具合も悪く、日当たりの反対、陰の方に付いていた。

  イワナ釣りに行くと、沢をふたするように生えているから名を付けたのであろう。サワフタギの名は東北では、ノリウツギ、オオカメノキもこの名を言う。釣りには邪魔な木で、大物ほどこの木の下に潜んでいる。


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