盛岡タイムス Web News 2012年 12月 6日 (木)

       

■  中心市街地活性化計画 来年度に第2期策定 盛岡市 にぎわいの創出狙い 今年度で期間満了 目標達成厳しい指標も

 盛岡市中心市街地活性化基本計画は今年度いっぱいで期間満了となる。これを受け、市は第2期計画を2013年度に策定する考え。3指標のうち「中心市街地の歩行者・自転車交通量」と「市街への観光客入れ込み数」は達成する見込みだが、「中心市街地の小売年間販売額」の目標到達が厳しい見込み。全国的には内閣府からの認定計画と切り離して独自に活性化策を検討する都市も出てきたが、市は第2期計画を通じてにぎわい創出を図る。

  市によると、計画に位置付けられた65事業の進ちょく状況(事業数)は着手中を含め11年度末で87・7%。もりおか歴史文化館などハード10事業が完了。盛岡スクエア事業などソフト39事業や道路整備などハード8事業が実施中または着手済み。盛岡バスセンター地区再整備など8事業が未着手のままだ。

  計画の3指標のうち歩行者・自転車交通量は目標値で1日5万1千人、観光客入れ込み数が年間372万人でいずれも90%後半の達成率となっている。一方で小売年間販売額は目標値869億4千万円に対して8割程度。

  谷藤裕明市長は5日の会見で「来年度以降に向けて市民や商店街対象のアンケート調査、第1期計画の総括を行っている。次期計画に盛り込む民間の事業内容を精査中で、内閣府や関係機関との協議もしている。第1期計画の事業効果を生かしながら今後も活性化を図り、地域全体に波及するよう取り組みたい」と意欲を語った。

  大志田和彦市商工観光部長は独自の活性化策でなく第2期計画を選んだ理由について「指標2点はなんとかなったが、もう一つ盛岡の元気を引き出すためにということもあるし、ぜひ2期計画で事業をしたいという声も出てきている」と理由を説明した。

  谷藤市長は「盛岡駅から大通方面へ人の流れが出てきた。マンションが現在も建ち、街中居住者への利便性が向上し、新たな流れが出ている。未着手事業でも水面下でいろいろな動きもあり、中心市街地のにぎわいについては、今後動きが活発化すると期待している」と述べた。
 


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