盛岡タイムス Web News 2012年 12月 9日 (日)

       

■  〈南部馬の里〉85 遠藤広隆 「馬匹」

     
   
     

 牧野の中の斜面を手綱を持って馬を引いて歩いて登っていく人がいる。馬は抵抗することもなくその後をそのまま真っすぐについて行っている。

  こうして見ていると、やはり馬の顔は大きい、馬の顔は手綱を持った人の上半身くらいの大きさだ。さすがに重種の馬なだけのことがある。

  人が持っている手綱は、弓なりに緩んでいる。それほど引っぱられなくても馬は人の後ろを一定の間隔で後を付いていく。馬はその場の雰囲気を読んで動いているのだろうが、馬のその大きい顔の表情を見ると、それほど何かを考えている様子ではない。馬という動物は頭が良いのか悪いのかよくわからない。


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