盛岡タイムス Web News 2012年 12月 14日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉128 草野悟 友人の肉祭りへの返礼

     
   
     

 この太めの方、私の友人で、産経新聞社前橋支局長の中川さんです。岩手の方でも知っている方は多いはずです。2年前まで盛岡支局長、その後、福島支局長に移り大震災。福島県庁の修羅場記者クラブで福島原発を担当、三重苦にあえぐ福島からニュースを発信してきました。でも岩手と三陸鉄道が大好きで、三陸鉄道を勝手に応援する会の会員です。肉が好きで、若いのにタニタの体重計の年齢測定で70歳でした。ま、それは別として、群馬に転勤してからも、岩手の記事を発信してくれた、いわば岩手大好き記者さんなのです。

  米沢の仲間が「忘年会やるべえ」とお誘い。それならやや遠回りして群馬、米沢と回ろうと前橋支局にお邪魔しました。中川さん、一生懸命私を群馬の名所を案内してくれ、「ご接待」、と汗だくでした。その夜、群馬名物の豚肉ホルモンを食べにいこうと案内してくれたのが写真のお店です。

  「どんなことがあっても焼き網は替えません」と一途な注意。しかしですよ、お世辞にもきれいなお店とは言えない「まるみつ」というお店のホルモンは、ピカピカの1年生、後光が差す朝日、夏目雅子さんのお肌よろしく超超新鮮。生つばごくりの代物なのです。さすが豚肉王国群馬の底力です。焼き立てを口に含みますと、その柔肌のかみ心地が脳天から味覚神経に直結し、目の先に七色の光が輝きだすほどの美味、酒池肉林の肉なのです。「うまい」しか表現できないボキャブラリーのなさに嘆くばかりです。

  その中川さん、奥さんの恵先輩と先日岩手にやってきました。ホルモンのお返しに、直利庵の大将の、純和風料理のおもてなしです。田老のアワビを蒸したおわん、山田沖の身の厚い抱卵ナメタの煮付けには、地元であっても涙しました。極上の海老天には、目まいさえ覚えます。食いしん坊のご夫婦、ダイエット中なのに、「もう食えねえ、大満足」と。しかも純和風「熊ケ井旅館」に泊まり、「Wで大満足」とテカテカに太った顔で帰っていきました。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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