盛岡タイムス Web News 2012年 12月 23日 (日)

       

■ 息ぴったり 大船渡東高と合奏 創立50周年記念で芸術鑑賞 盛岡となん支援学校 威勢のいい太鼓に魅了

     
  大船渡東高(奥)と、となん支援学校(手前)による太鼓の合奏  
  大船渡東高(奥)と、となん支援学校(手前)による太鼓の合奏
 

 県立盛岡となん支援学校(鈴木長幸校長、児童生徒113人)で22日、創立50周年記念芸術鑑賞教室が開かれた。大船渡東高校の太鼓部11人が演奏を披露。支援学校との合奏も行われた。

  太鼓部員は大船渡農業高時代から伝わる「大農太鼓」や「長安寺ばやし」など5曲を演奏。威勢のいい掛け声、軽快な小太鼓、重厚な大太鼓による旋律が体育館に響き渡った。視覚や聴覚が不自由な児童生徒も直接体に響く太鼓の音色を楽しんだ。

  支援学校と太鼓部員による合奏では「オリジナルスマイル」を演奏した。支援学校の児童生徒たちは、朝のホームルームや昼休みを使って練習に励んできた。練習の成果か息もぴったりで、自由な演奏を楽しんだ。

  支援学校から太鼓部には記念品や岩手女子高福祉教養科の生徒との交流で作った復興応援旗などが贈られた。東舘明香さん(中学部3年)は「太鼓のセッションを合わせるのは初めてだったけど、リズムが合った演奏ができた。太鼓部の演奏は、気持ちがこもっていてすごかった」と語った。

  大船渡東高太鼓部の柳本瑞穂部長(2年)は「支援学校のみんなが真剣に演奏を聴いてくれた。セッションも、すごい練習をしてきたというのが分かる演奏だった。沿岸を応援してくれる人がたくさんいる。私たちが演奏することで、頑張っているということを伝えたい」と話していた。

  支援学校は今年で50周年を迎え、2013年10月に記念式典を予定している。鈴木校長は「震災の復興など、みんなで手を取り合うこと、特に同世代とのつながりを大切にすることを子どもたちには感じてほしい。50年間多くの方に支えられてきた。いつまでも子どもたちを理解し、支える学校でありたい」と話していた。


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