盛岡タイムス Web News 2012年 12月 26日 (水)

       

■  市制移行を申請 村の手続き全て終了 滝沢村長から知事に提出 年明けにも国と協議

     
  達増知事に滝沢村を滝沢市とする処分申請関係書類を提出する柳村典秀村長  
  達増知事に滝沢村を滝沢市とする処分申請関係書類を提出する柳村典秀村長
 

 2014年1月1日の市制移行を目指す滝沢村は25日、同村を滝沢市とする処分申請関係書類を達増知事に提出した。同村は14日の村議会で村を市にすることについて全会一致で可決。市となる要件が全て整ったことから、今回の書類提出で村としての市制への手続きは全て終わり、今後は県と県議会に委ねられる。

  申請関係書類の提出には、柳村典秀村長、南敏幸副村長、村議会の山谷仁議長、斉藤健二副議長らが出席した。提出書類には市制施行を必要とする理由、申請に至るまでの経緯と住民の意向、新市名および市名選定の理由、市となるための要件を証明する資料などを記載。柳村村長から達増知事に手渡された。

  柳村村長は「3年越しで、きょう申請書類を出すことになり、私としても感慨深いものがある。ぜひ県議会に賛成していただけるよう、今後とも努力をして機運の醸成はもとより、14年1月1日にスムーズに市制移行できるよう職員ともども一生懸命やっていきたい」と話した。

  達増知事は「正式に申請を受けたので、年明けにも総務省との協議を開始したい。その後、総務大臣の合意が得られれば県議会において審議いただき、村が市となるのに必要な手続きを法令に沿って進めていく」と説明。「市になると福祉業務を中心に事務権限が増える。これまでも人事交流等を通じて支援してきているが、今後も円滑な市制移行に向けて滝沢村の状況に応じた支援をしていきたい」と県としても協力することを約束した。

  今後は申請関係書類の提出を受け、知事と総務大臣との協議が行われる。総務大臣の同意を経て、村を市とする処分の県議会議決を実施。知事から総務大臣へ届け出、届け出受理後、20日以内に告示される。

  書類提出後の取材で柳村村長は「滝沢市になることで大きく飛躍するという気概を持って、住民に対してもこれからさまざまな面で訴えていきたい。滝沢村最後の年だということからすると、さまざまな行事においてそのことに感慨を持ちながら、新たな発展を目指していきたい」と約1年後に迫った市制移行に向けての決意を述べた。


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