盛岡タイムス Web News 2012年 12月 28日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉130 草野悟 内陸から復興支援の司令塔

     
   
     

 この方、玉山哲さんといいまして、私が20年近くお付き合いさせていただいている友人です。とはいえ大変な地域貢献をずっと続けている偉い方なのです。東山堂書店の社長であって、盛岡商工会議所副会頭でもあります。

  そのほか、秋田の日本海と岩手沿岸の太平洋を結ぶ「横軸の発展」が重要だと、さまざまな仕掛けもしております。遠慮せず、ビシビシと物言う恐い存在としても一目も二目も置かれています。

  11月の末に、イオン盛岡南の結いの市の前でばったり出会い、写真を撮らせていただきました。奥様の命令でショッピングカートを引いているところです。毎週日曜日は、こうして普段着の顔を見せる玉山さんなのです。実にほほ笑ましいワンシーンです。

  玉山さんのお店の一つに、釜石市鵜住居の音楽教室がありました。震災によって破壊されましたが、壁が残り、そこに「東山堂」という看板がずっと残っています。

  盛岡商工会議所は、内陸部からの応援、支援が大事と、沿岸フェアを何度も開催したり、全国の多くの関係者を沿岸に案内してくれたりと継続して応援をしています。その先頭に立つ玉山さん、「盛岡など内陸の人が、毎日100円、沿岸の商品を買いましょう。そうすれば一年で何億という支援になります」と常にあちこちで言っています。「1日100円とすれば、1週間に1度、700円で三陸のサバの塩干しを買えばいいんだ、簡単なんだよ」と力説します。まったくその通りです。

  沿岸の復興に、交流人口が欠かせません。でも現地へ行かなくても、こうした意識を持ち、「買い物」することでも大きな応援になります。しかも、すこぶるおいしい岩手三陸物ですから、得することはあっても損することはありません。

  こういうリーダーが岩手にいることは、本当にありがたいことです。ますます玉山節、全開でお願いいたします。(岩手県中核観光コーディネーター)


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