盛岡タイムス Web News 2013年  1月  7日 (月)

       

■  平成合併のシンボルに建設 八幡平市 花輪線に新庁舎連結 約31億円で14年秋完成へ

     
  移設する北森駅を含めた庁舎エリアのイメージ  
 
移設する北森駅を含めた庁舎エリアのイメージ
 

 八幡平市が同市松尾地区に計画している新庁舎建設計画は、着手段階に今年入る。旧西根町、旧安代町、旧松尾村が合併する際の協定に盛り込まれ、3町村の住民の一体感のシンボル、新市の機能を効果的に発揮するために必要とされた新庁舎は合併10年を間近にして実現する。規模は鉄筋コンクリート造り3階建て、約5600平方b、駅と併設した庁舎であることが最大の特徴。30億8600万円、2014年秋に完成予定。

 新庁舎建設地は松尾地区野駄21、22地割地内、JR花輪線を南北にまたいだ2万1900平方bの敷地。南側に庁舎棟、多目的ホール棟、公用車車庫、北側に交通広場を建設する。JRとの協議で北森駅移設も決定しており、関連して南北をつなぐ自由通路を建設する予定。

  八幡平市では新庁舎整備のコンセプトを「つなぐ」としている。意味するところは、庁舎、多目的ホール、駅をつなぐこと、旧3町村の地域をつなぐ、雄大な自然風景を庁舎の風景につなぐことなど。

  庁舎棟は鉄筋コンクリート造り3階建て、南側はガラス張りで光を取り込み、岩手山、八幡平、安比高原を一望にでき、周囲の田園風景も取り込んで、同市が目指す「農(みのり)と輝(ひかり)の大地」を象徴する庁舎にする。

     
  造成が行われている、八幡平市庁舎建設予定地  
  造成が行われている、八幡平市庁舎建設予定地
 

  冷暖房には地中熱を利用したシステムを採用。地中温度は夏冬を通して13〜15度と一定しており、これを採取し冷暖房の熱源として活用する。

  各階の配置は1、2階に窓口部門、2階には市長、副市長、庁議室、3階には市議会議場を含めた議会関係、大会議室、エレベーター脇には眺望を楽しめる展望スペースも配置する。

  多目的ホール棟は鉄骨造り平屋建て、延べ床面積1074平方b。内部は大ホール、大小の多目的ルームを配置する。

  駅関連、南北自由通路を除いた予算は約30億8600万円。このうち庁舎整備基金(積み立て総額10億円)から約1億7270万円、合併特例債が約28億8千万円。特例債のうち約20億1600万円が交付税算入されることから、市の返済は約8億6400万円で、ほぼ庁舎整備基金で対応できる見通し。

  


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