盛岡タイムス Web News 2013年  1月  11日 (金)

       

■  氷上に太公望繰り出す 岩洞湖 極寒にワカサギ釣り解禁

     
  岩洞湖で解禁したワカサギの氷上釣りを楽しむ親子  
 
岩洞湖で解禁したワカサギの氷上釣りを楽しむ親子
 

 盛岡市玉山区薮川の岩洞湖で10日、冬の風物詩となっている氷上ワカサギ釣りが解禁した。今年は当初、部分解禁を予定していたが、ここ数日の冷え込みで全面解禁となった。解禁日は昨年より1日、例年よりは5日ほど早い。平日の解禁にもかかわらず、正午までに解禁日を待ちわびた釣り人約600人で、氷上がにぎわった。岩洞湖の氷上ワカサギ釣りは天候や氷の状態などにもよるが、例年3月中旬頃まで楽しめる。

  岩洞湖のある薮川のこの日の最低気温は、午前7時45分に氷点下19・8度と県内の観測地点で最も低い値を記録した。厳しい寒さもあって屋外で釣りをする人の姿は少なく、早朝から氷上に多数設営されたカラフルなテント内で多くの人が暖をとりながら釣りをしていた。

  ワカサギ釣りは、氷上にあけた穴から湖に釣り糸を垂れる。体長が5aから10aほどのワカサギは、あたりも小さく、わずかな変化も見逃さないように竿先に集中する。あたりがあるとテント内からは「きた、きた」「釣れた」とうれしそうな歓声が上がった。

  岩洞湖漁業協同組合によると、人気のポイントは小石川やレストハウスの対岸側。解禁当初はポイントによるばらつきは少なく、全体的に釣果が期待できる。同日は、正午までに200匹以上を釣り上げる人もいて、釣果は例年並みだという。

  盛岡市内から2人で来た自営業の浅沼公雄さん(30)は、日の出から午前8時頃までの間にレストハウス下で約30匹のワカサギを釣り上げた。「解禁を待っていました。基本的に釣りが好きだが、ワカサギ釣りは去年からデビュー。微妙なあたりをとったり、いろいろ考えなければならないところがおもしろい。シーズン中、来られるだけ来たい」と話した。

  奥州市から約2時間掛けてきたという会社員の石川敏也さん(40)と息子の斗真君(13)は、3時間ほどでそれぞれ約20匹のワカサギを釣り上げていた。「勧められて1回やってからはまってしまった。小さな微妙なあたりがおもしろく、いかに数を釣るかが楽しい」と親子で解禁日の釣りを楽しんだ。

  


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