盛岡タイムス Web News 2013年  1月  14日 (月)

       

■  20歳の誓い胸に船出 県内各地で冬の成人式 盛岡市は2280人が出席

     
  盛岡市の成人のつどいで会場前で記念撮影をする新成人たち(同市アイスアリーナ)  
  盛岡市の成人のつどいで会場前で記念撮影をする新成人たち(同市アイスアリーナ)
 

 14日は成人の日。多くの市町村では13日、冬の成人式が行われた。盛岡広域では盛岡市と紫波町、矢巾町、雫石町、岩手町、滝沢村で実施された。県教委の調査によると、6市町村で合計で約4700人(昨年6月時点)が新成人となった。各会場では晴れ着姿の新成人が友人と再会して笑顔で記念撮影する光景が見られた。主催者や保護者らの祝福を受け、厳しい社会の荒波へと立ち向かう船出に、誓いを新たにしていた。

  県教委によると、冬の成人式は5日の普代村、12日の花巻市と大船渡市、13日の盛岡広域6市町村や宮古市など19市町村の計22市町村で実施。対象者は約1万2千人。八幡平市など昨夏に成人式を実施した11市町村を合わせると、今年度の新成人は約1万4千人。

  このうち盛岡市の成人のつどい(市と同実行委員会など主催)は同市本宮の市アイスアリーナで行われた。対象3356人中2280人が参加した。

  盛岡地方気象台によると、盛岡では前日から10aの降雪があり、午前9時までで26aの積雪があった。日中は晴れ、気温がぐんと上がった。新成人らは雪の溶けた足元を気にしながら会場入り。県外へ進学や就職して里帰りした新成人も多く、級友らと再会を果たしていた。

  式では佐藤礼志さん(岩手医大歯学部2年)と菊池倫尚さん(フリーター)が新成人代表で「成人を迎えるに当たり、改めて感謝と決意、この二つの言葉を心に刻みたい。これからの社会を支えていける人間になりたいと思う。研さん努力に励むことで社会に必要とされる人材になる」と誓いを立てた。

  谷藤裕明市長は新成人へ「さまざまな権利を得るとともに義務を負う。成人として自覚、責任を持った節度ある行動と社会への貢献に期待する。次代を担う若い皆さんには県都盛岡の市民として、それぞれの立場で東日本大震災の復興に向けた取り組みを継続してほしい」と呼び掛けた。

  新成人で実行委委員長の波紫奈美さん(上野法律ビジネス専門学校2年)は「現在も就職活動中だが、実行委の新成人のみんなに支えてもらった。みんなと知り合い、経験したことを糧にしたい。何事にも常に目標を持ち、信念と決意を持ってチャレンジしていきたい」と話していた。

  会場では全国各地で起きる問題行動防止へ市職員が大量動員され、厳重に警戒。式典中に私語や携帯電話の着信音を鳴らしたり、口笛を吹く新成人もいたが、大きな問題は起きなかった。


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