盛岡タイムス Web News 2013年  1月  17日 (木)

       

■  簗川道路3月10日開通 宮古盛岡横断道で初 盛岡大迫東和線も部分供用

 県は16日、復興道路の「宮古盛岡横断道路」と位置付けて整備を進めている国道106号の「簗川道路」と主要地方道盛岡大迫東和線の「簗川工区」について3月10日に供用を開始すると発表した。宮古盛岡横断道路では初の開通区間となる。

  簗川道路は橋梁(きょうりょう)14カ所、トンネル4カ所を含む延長約6・7`の全区間が開通。盛岡大迫東和線簗川工区は延長4・9`のうち橋梁5カ所、トンネル1カ所を含む約4・0`の部分供用となる。

  両路線とも簗川ダム建設に伴う、付け替え道路建設と併せて1996年に事業着手。幅員が狭く、落石などの危険も多かった旧路線を回避するバイパスとして整備を進めていた。

  総事業費は簗川道路が約283億円、盛岡大迫東和線簗川工区が約93億円。復興をけん引する事業として工事を前倒しし、当初2013年度の早い時期としていた完成時期を早めた。開通により、通行時間は夏で約2分、冬は約4分の短縮となるという。

  3月10日は午後3時の供用開始を前に午前10時から盛岡市川目地内で開通式を開く。

  宮古盛岡横断道路は、物流や救急搬送の効率化、観光ルート整備による産業振興など大きな役割が期待されている。

  達増知事は「内陸と沿岸の距離が縮まり、復興後も北上山地を共有財産とする岩手全体の発展に大きく資する」と述べ、全線開通に向け、全力を挙げる考えを示した。
 


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