盛岡タイムス Web News 2013年  1月  18日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉133 草野悟 うれしい応援資金

     
   
     

 毎年、友人の家で仕事納めの慰労会を行います。A山家のご家族が全員集合します。家に入るときに全員が(家主も)募金箱に寄金します。そうして集まったお金を「三陸鉄道を勝手に応援する会」の活動資金として贈呈してくれました。この若者は、佐々木淳君といって長女の旦那さんです。この日は70歳未満から20代前半まで10人の大忘年会となりました。A山家の当主さんは、朝から脚の長い奥さんと料理の準備です。ご主人得意の秋田名物「かすぺの煮つけ」は濃いめの甘辛しょうゆで絶品です。スペアリブも若者たちには大好評です。テーブルには夫婦で朝から作った料理が所狭しと並びます。私も前日に釣ったカレイの昆布締めとアイナメの唐揚げを振る舞いました。揚げたてのアイナメの唐揚げは、真っ白い身がプリプリで、40aを超える大型でしたが、あっという間に完売です。A山家の長男君は婚約者を伴っての参加です。若いのによく気が利き、笑顔も素敵です。こんな奥さんがいたらと、わが人生に深いため息。長女、次女も明るくよくしつけが行き届いているのか、テキパキと動きます。大笑いしながらの楽しい3時間でした。震災からまもなく2年、風化という言葉が紙面を飾りますが、この若者たちはしっかりと記憶し、まだまだできることを続けたいと募金してくれました。その継続して応援する気持ちが被災地にとって、とても有難いことです。青年たちに負けないよう中高年世代も「継続」した取り組みを続けなければなりませんね。

  A山家の台所は、昨年リフォームしピカピカです。脚の長い奥さん用か、若干シンクの高さがあり、ご主人はつま先立ちで料理をしています。それでも「おい、ミサ、これやっておけ」と命令、ミサさんは「はい」と素直に従います。いい夫婦です。脚の長さは関係ないのですね。今年も良い年になりますように。
(岩手県中核観光コーディネーター)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします