盛岡タイムス Web News 2013年  2月 28日 (木)

       

■  住民主役のまちづくり進める 雫石町議会 深谷町長が施政方針

     
  施政方針を述べる深谷政光町長  
 
施政方針を述べる深谷政光町長
 

 雫石町議会3月定例会は27日開幕した。深谷政光町長、上野宏教育委員長がそれぞれ施政方針演説、教育施策方針演説。深谷町長は「将来像である『みんなが主役 誇らしく心豊かなまち しずくいし』の実現に向け、これまで以上に住民や関係団体・企業等との対話を通して、住民主役のまちづくりを積極的に進めていく」と決意を語った。

  2013年度の施策重点事業には▽再生可能エネルギー推進事業▽学力を育む環境整備事業▽地域包括ケアシステム構築事業▽地域産業支援強化事業▽防災体制強化事業―の5項目を挙げた。

  再生可能エネルギー推進事業では、新たに役場庁舎と御所公民館で県の再生可能エネルギー設備導入等基金事業により太陽光発電を設置し、併せて蓄電池設備を導入。「町の再生可能エネルギーの計画的な導入とさらなる普及促進を図るため、仮称雫石町新エネルギービジョンを策定する」と述べた。

  学力を育む環境整備事業では、中学校への学力向上指導員の配置を継続するほか、小学校適正配置検討委員会の提言を踏まえて学校規模の適正化・適正配置の方針を決定。「知徳体のバランスのとれた人間形成という教育目的の実現に向けて、中長期的展望に立ち、確かな学力を育む環境整備に重点的に取り組む」と説いた。

  地域包括ケアシステム構築事業では、健康センターへの訪問看護ステーションの設置や旧西山診療所の活用方策の検討に向け、官民協働によるネットワークとシステム整備に取り組む。在宅医療を含めた地域医療の確立へ「町民の誰もが住み慣れた場所で自分らしく過ごせるよう町の実態に合わせた地域包括ケアシステムの構築に向け、調査検討する」とした。

  地域産業支援強化事業では、観光振興で秋田デスティネーションキャンペーンとタイアップするため、秋田県観光キャンペーン推進協議会に加入し隣接する仙北市と連携を強化しながら観光客入り込み数の増加を図る。農業分野で「原子力発電所事故による風評被害を払拭(ふっしょく)し、安全な牛乳肉牛の生産につなげるため、いわて型牧草地再生事業に取り組む」。

  防災体制強化事業では、住民生活の安全を確保するため「防災行政無線の電源強化対策と難聴対策、携帯電話などを活用した防災情報伝達体制の充実と多元化を推進する」と説明した。

  深谷町長は「5項目の重点事業を中心に、各種施策、事業を的確に推進し、住民が将来に夢と希望を持てるまちづくりとするため、こん身の努力を傾注する」と話した。
 


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