盛岡タイムス Web News 2013年  3月 19日 (火)

       

■  災害時に割り込み 盛岡市とラヂオもりおか 放送の協定締結

     
   
   緊急割り込み情報放送のための機器を設置したラヂオもりおか  

 盛岡市中ノ橋通のラヂオもりおか(澤里公敏社長)と盛岡市の災害時における緊急割り込み放送に関する協定調印式が18日、同市内丸の市庁舎で行われた。澤里社長と谷藤裕明市長が出席し協定を締結。大地震や津波、テロ活動などを市民にいち早く緊急発信することを確認し合った。

  締結により、放送中に緊急情報を割り込み放送できることになる。同社の電波を活用して、学校や公民館、商店街などに設置される緊急告知ラジオ130台でも放送される。4月1日から運用開始される。

  同市では、消防防災課が中心となり災害関連情報を一元的に集約し、多様なメディアを用いて市民に必要な情報を一括配信する市災害情報連携システムの構築を行っている。

  同システムは、気象情報から河川水位、避難所などの災害関連情報を収集し、伝達すべき情報をコミュニティーFM、各種携帯電話会社の緊急速報メールなどに配信するもの。運用開始前にシステム構築が完了する。

  協定により、同システムからラヂオもりおかに緊急情報を発信した場合、放送中の番組と切り替えて、災害に関する割り込み情報が放送される。同時に、緊急告知ラジオが自動起動して情報を伝える。商店街では、大通と肴町に設置される。

  澤里社長は「当ラジオ局では、盛岡広域圏の約50万人を想定して日々、放送している。今回の大震災で市民生活の安全を守るために地域に根差したラジオの果たす役割を改めて認識した。今回の協定締結で、責任の重大さを痛感した。小さな会社だが全力で取り組みたい」とあいさつした。

  谷藤市長は「安心で安全なまちづくりのため防災を強化している。割り込み放送開始でより強固になる。さらに迅速な対応に努める」と話した。

  ラヂオもりおかでは、市から発信した情報を受信し、割り込み放送に切り替える機器を設置し、点検している。同社の吉田広宇同社取締役営業制作部長は「準備万全だが、27日に試験放送を行う予定。放送中に瞬時に緊急情報に切り替わる。近々、割り込み放送についてアナウンスする」と述べ、最終調整していた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします