盛岡タイムス Web News 2013年  3月 23日 (土)

       

■ 春の装い 石割桜でこも外し

     
  庭師らによって冬囲いが外されていく石割桜  
  庭師らによって冬囲いが外されていく石割桜
 

 盛岡市内丸の石割桜は22日、冬囲いが外された。澄んだ空のもと、体中に陽光を浴びる石割桜。道行く市民らに春の訪れを告げていた。

  石割桜は毎年11月下旬になると、寒さをしのぐこもが幹や枝に巻かれ、雪つりをして冬を越す。今年の大雪でも枝折れはなく、身軽になった石割桜は思い思いに枝を伸ばしていた。

  作業は、豊香園(同市本町通)の庭師9人が担当。こもを巻き取り、重機で雪つりの木を抜き、縄を解いていった。連日の冷え込みで、昨年よりも6日遅い作業だった。

  藤村孝史社長は「今年は寒さが原因で去年よりもつぼみが小さい。成長は年々している。後はお花見を待つだけ」と話していた。

  石割桜は、花こう岩の割れ目に生育しているエドヒガンザクラ。樹齢360年以上と言われ、幹の周りは約4・5b、高さは約13b。1923年に国の天然記念物に指定され、桜の名所となっている。

  昨年は4月24日に開花しているが、今年も20日前後に開花の見込み。盛岡地方気象台によると、同日の最低気温は平年並みの氷点下1・1度だったが、日中最高気温は今年最高の12・6度を記録した。


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