盛岡タイムス Web News 2013年  3月 31日 (日)

       

■ 自民は田中信一氏 参院選岩手区 「勝って日本、岩手再生へ」 慶大ラグビー部元監督 5年間の県内勤務 応募の5人から選出

 今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で、候補予定者を公募選考していた自民党県連(鈴木俊一会長)は30日、前慶應大学ラグビー部監督の田中真一氏(46)の党本部推薦を決めた。党本部が正式に公認を決定しだい運動を本格化させる。鈴木会長らと記者会見した田中氏は「一、二にも震災復興に取り組まなければならない。是が非でも勝ち抜くことが日本再生、岩手再生につながる」と決意を語った。

  田中氏は横浜市出身、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大職員で今年2月まで慶應大ラグビー部監督を務めていた。1989年4月から98年1月まで神戸製鋼に所属し、ラグビー選手として5年間プレーした。00年には岩手選抜チームのコーチとして富山国体にも出場した。

  98年5月に糸平興産に入社。99年4月から03年5月まで北上市で東北支店長などとして勤務。その後、自民党の武見敬三参議院議員の公設第2秘書、07年第21回参院選で佐藤ゆかり候補の選挙総括責任者を務めた。

  同日、盛岡市内のホテルで開かれた候補者の第2次審査で、県選出国会議員、県議ら選考委員16人が選考に応募した5人と面接。この中から3人に絞った上で無記名投票し田中氏に決定した。同党県連の千葉伝幹事長によると、投票では田中氏が過半数を上回る支持を集めたという。各支部の代表も加わった選挙対策委員会には約50人が出席し、田中氏を県連の公認候補予定者として党本部へ推薦することを決定した。

  選挙対策委員会で田中氏は「日本人として誇りの持てる国にしたい」と政治家を志した理由を話し、「岩手に骨を埋める覚悟」とあいさつ。震災復興や国際リニアコライダー誘致に全力で取り組む決意を示した。

  記者会見で鈴木会長は「国会議員、県議、地方議員の組織を通じて重層的に選挙活動を進めていきたい。職域代表の比例代表選挙とも連動させていかなければならない。公認が認められしだい、選挙態勢のスタートを切り、県連としても全力で頑張る」と強調。一方で「衆院選で四つの議席を得、潮目は変わったが、盤石な態勢とはなっていない。現実的な力を踏まえながら、しっかり足下を見つめて地道に活動しなければならない」と引き締めた。

  同日は平野達男参議院議員が無所属で出馬する意向であることが明らかになったが、鈴木会長は「寝耳に水。これからよく情報を分析しなければならない」と述べるにとどめた。

  今参院選にはこのほか、共産党が新人菊池幸夫氏(54)、幸福実現党が新人高橋敬子氏(51)の擁立を予定している。


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