盛岡タイムス Web News 2013年  4月 4日 (木)

       

■  オガールにアカデミー 小中学生のバレーボール 紫波町 専用体育館など活用 来年夏の事業開始目指す

 紫波町紫波中央駅前で進む町有地活用事業について、事業用地A街区の事業予定者に決定したオガールベース企画委員会(岡崎正信代表取締役予定者)は、中学生以下を対象とする紫波スポーツアカデミー事業(仮)を実施する。バレーボールを重点に日本バレーボール協会、県バレーボール協会、そのほか関係団体と連携してスポーツの強化と普及、被災地の復興に寄与する人材「真のリーダー」の育成を目指す。

  アカデミー事業には、建設予定の日本初のバレー専用体育館「オガールアリーナ」、県フットボールセンターや自転車競技場などを活用する。2014年7月が予定されるオガールベースの開所後に、アカデミー事業を開始したい考えだ。

  同委員会ではバレーボールを「特殊な役割を持つプレーヤーが結集した、人間力を高める上で最高のスポーツ」と考えて事業を展開。アカデミーの設立によりタレントの発掘と育成を進める。

  小学3年生以下のU(アンダー)9、同6年生以下のU11、中学3年生以下のU14の3世代に分けて事業を展開。中学生の選手の入会は▽学校にバレーボール部がない▽練習環境が整っていない▽引退して競技生活が終了した―のうち一つでも満たすことが必要。小学生は保護者の送迎が可能なことが条件。U9とU11はバレーの普及を目的とし、U14は普及と技術力向上を目指す。

  運営は今後新たに設立するNPO法人が行う。コーチには、元全日本代表クラスの選手を予定している。事業継続のために月謝制とした。将来的にはU14のトップチームを設置する予定で、町内中学に通学し、寄宿舎生活も可能にするため、関係機関と協議しているという。

  岡崎氏は「早い中学生だと6月で引退する。優秀な選手もチームとして負けてしまえば、高校入学までの約9カ月間、ボールを触らない期間が生まれてしまう。そのような子どもたちに、ちゃんとした生活をさせることが必要」と意義を説く。

  「フットボールセンター、オガールアリーナと各スポーツに特化した施設を利用し、スポーツを通じた教育環境の充実は、町の魅力を高め、多くの若い世代に紫波をPRできる」と話している。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします