盛岡タイムス Web News 2013年  4月6日 (土)

       

■ 参院選岩手区 民主に主戦論強まる 階県連代表「「不戦敗あり得ない」 連合岩手も擁立に期待

     
  連合岩手の三役会議であいさつする階代表(写真奥左から2人目)  
  連合岩手の三役会議であいさつする階代表(写真奥左から2人目
 

 民主党県連代表の階猛衆院議員は5日、次期参院選について「党の浮沈を懸けた戦い。対立候補擁立に向けて全力を尽くす」との考えを強調した。党は平野達男参院議員を除籍処分にする方針。平野氏支援をめぐり党員・支持者の個々の対応に委ねず「党として筋を通す」と主戦論を貫く構え。それに伴う党支持者や県議の分裂も懸念される中、「結束できる候補を立てたい」と主張。擁立期限には言及しなかった。

  階代表は同日、東京から盛岡市入り。連合岩手(砂金文昭会長)の緊急三役会議に出席。平野氏の一連の行動について経過説明。同氏の推薦取り消しを申し出た。

  冒頭あいさつで「平野さんは、まず党のことを考えるべきで、連合岩手はじめ活動を献身的に支え、応援してくれた皆さんのことを考えるべきだった。このまま手をこまねいていられない。海江田代表、細野幹事長と綿密に相談し、しかるべき候補を立てるよう努力していく」と述べた。

  その上で「本当にご迷惑をおかけしたことを心よりおわびする。引き続き県連に支援をお願いしたい」と呼び掛けた。

  砂金会長は「本日説明いただき、今後について十分練っていきたい。平野さんの行動は構成組織、産別労組に推薦を得る手続きの最中のことで、落胆を超える気持ちを感じざるを得ない。党としてきちんとした政策を訴える新しい候補擁立へ懸命に努力を」と要請した。

  階代表によると、党本部として平野氏の行動に厳しい態度で臨むことで一致。対抗馬については県連が人選などを検討する。擁立期限については「早ければ早い方が良い」などと明言を避けた。

  平野氏に近い県議や支持者もいる中、対抗馬擁立は分裂のリスクをはらむが「自民党が右傾化し、競争社会をより激しくさせる経済政策を打つ中、立ち位置を守って格差を是正して共生社会を作ることが非常に重要。民主党として新たな旗を立てて戦うことにご理解いただきたい」と述べ、「不戦敗という選択肢はあり得ない」と主張した。

  八幡博文連合岩手事務局長は「民主党は今、踏ん張りどころ。私たちが推薦できる候補を立て、自民党ではないところを求めている方の期待に応えて戦うべき」と説いた。

  同時に分裂回避へ「一枚岩で戦える候補」の擁立を希望。連合岩手を構成する社民党支持グループも一緒に応援できる候補者選びにも期待を寄せた。



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