盛岡タイムス Web News 2013年  4月 8日 (月)

       

■  グルージャ初戦は引き分け 東北社会人サッカーリーグ

     
  女川の陣内で体を張ってゴールに迫った土井良太(背番号7)  
  女川の陣内で体を張ってゴールに迫った土井良太(背番号7)
 

 2013年度東北社会人サッカーリーグは7日、開幕した。グルージャ盛岡は盛岡市みたけの県営運動公園陸上競技場でCobaltore(コバルトーレ)女川と開幕戦を戦い、0―0で引き分けた。J3参入を目指す盛岡にとって、厳しいシーズン開幕となった。

  前夜からの雨により、ピッチ状態は最悪だった。この試合、盛岡は長身FWの土井良太をターゲットとするパワープレーを多用した。女川は守備に人数を割き、カウンターで得点を狙う。しかし互いにミスが多く、得点に至らず。0―0のまま前半を終えた。

  後半も展開は変わらず。積極的にミドルシュートを放ち、コーナーキックなどのセットプレーでは土井のほか、石井雄真、小林亮太ら長身選手が積極的に攻撃参加するも得点が奪えない。同30分ころに佐藤幸大が倒されて得たPKを富井英司が左ポストに当てて失敗するなど、悪い流れが断ち切れなかった。

  結局両チーム無得点のまま試合終了。盛岡は雨の中集まった約400人の観衆を前に、大事な開幕戦を白星で飾ることができなかった。盛岡は女川の約8倍、23本のシュートを放つも決定力を欠いた。

  勝ち切れなかった原因として、こぼれ球が奪えず攻撃が単発になったことが挙げられる。前線の選手と中盤の底の選手の間に大きなスペースが空き、女川にこぼれ球を支配させる一因となった。新たに導入した3―6―1システムが裏目に出た形だ。後半に入りシステム変更でバランスを調整したが、劇的な改善には至らなかった。

  鳴尾監督は試合後「岩手にJリーグのチームを作る使命のもと戦っている。このような戦いで、達成できるわけがない。90分通じてチャンスはあった。確実に点を取るための工夫が必要」と語った。

  松田賢太主将は「こんなんでJ3に上がれるわけがない、というのが正直なところ。詰めが甘い」と厳しい表情。「選手もいら立っている。自分たちの力を見つめ直し、しっかりと次は結果にこだわりたい」と次戦への意欲を見せた。

  同日はガンジュ岩手、盛岡ゼブラもリーグ初戦を迎えた。ガンジュは2―0で秋田FCカンビアーレに勝利。盛岡ゼブラは2―0で富士クラブ2003に勝った。

  グルージャの次戦は14日。午前11時から、同会場で盛岡ゼブラと対戦する。ガンジュは同日午後2時から、同会場でFCプリメーロと戦う。


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