盛岡タイムス Web News 2013年  4月 22日 (月)

       

■  衆参のねじれ解消へ 自民党県連大会 「田中氏勝利に全力を」

 自民党県連(鈴木俊一会長)の第66回定期大会は21日、盛岡市内のホテルで開かれた。党所属議員や県内各支部の代議員、達増知事ら来賓合わせて約400人が参加。政府与党一丸となって震災復興を進めることなどを盛り込んだ今年度の運動方針や大会アピールを採択した。夏の参院選は同党が県政界で主導権を取り戻すための最大のヤマ場。公認候補に決まった前慶応大ラグビー部監督の田中真一氏(46)があいさつし、必勝を誓い合った。

  鈴木会長は「衆院選は力強い支援で4人の代議士が誕生した。政治の潮目は変わりつつある。衆参のねじれを解消しスピード感を持って政治を前に進めなければならない」と強調。

  田中氏は「責任の重さを痛感している。一票でも負ければ負け、一票でも勝てば勝ち。勝利への執念を持って戦い抜く」と決意を示し、震災からの復興や2019年のラグビーワールドカップの釜石誘致などを訴えた。

  党本部から来賓として出席した浜田靖一幹事長代理は「岩手で勝つことが日本の政治を変えることにつながる。いかなる力を使っても勝利させる」とエール。公明党県本部の小野寺好代表も「無駄のない連係プレーで勝利を」と共闘を呼び掛けた。

  党大会は例年3月末に開かれているが、参院選岩手選挙区の候補決定までに時間を要したこともあり4月の開催となった。田中氏はこの日が、全県規模の集会での初のお披露目。今後、各地へのあいさつ回りに全力を挙げる。

  同党は、小沢一郎氏が離党して以来、過去6回の参院選岩手選挙区で連敗を喫している。昨年末の衆院選で議席ゼロから4に躍進し、今夏の参院選は雪辱を果たす好機とも言える。同党県連の千葉伝幹事長は「次期県議選、知事選まで見据えた大事な戦い」と位置づける。

  ただ、衆院選も小選挙区で勝ったのは岩手2区のみ。戦いの厳しさを知る鈴木会長は「衆院選は3年3カ月にわたる前政権のあまりにも期待外れの政治で消極的な支持を得たとも言える。謙虚に、丁寧に政治を進めていかなければいけない」と引き締めた。

  夏の参院選岩手選挙区には、ほかに無所属現職の平野達男氏(58)共産新人の菊池幸夫氏(54)、幸福実現新人の高橋敬子氏(51)が立候補を予定。民主、生活、社民の各党が候補擁立を検討している。
 
 


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