盛岡タイムス Web News 2013年  4月 29日 (月)

       

■  面白さ広め30年 子ども科学館 親子2代の来館者も

     
  開館30周年を迎える子ども科学館。職員も記念日に向け準備万端  
  開館30周年を迎える子ども科学館。職員も記念日に向け準備万端
 

 盛岡市本宮の市子ども科学館(竹田紀男館長)は今年度、開館30周年を迎える。開館以来、訪れた多くの市民らを科学の世界へといざなってきた。来場者数は今年度中に400万人に達する見通し。開館記念日の5月5日午前9時半から、市教委主催の記念セレモニーが行われる。同館も当日は記念ビデオの上映などの催しを行う。

  同館は1984年開館。各種展示や実験を通じ、一般市民や子どもたちに「科学」の面白さを広めてきた。2010年には、子どもたちと国際宇宙ステーション滞在中の宇宙飛行士、野口聡一さんとの交信という宇宙規模の実験も実現した。

  最近は以前に来館した子どもが親となり、子どもを連れてくる光景も見られるようになったという。

  同館では今年度、30周年にちなみ「30」にこだわった、さまざまな展示を開催する予定。同館では記念式典に合わせた改修作業なども行われており、記念日には美しく生まれ変わった科学館が、多くの来場者を出迎える。

  開館当時から残る設備として、館入り口の「フーコーの振り子」などがある。盛岡市少年少女発明クラブも開館と同時に結成。館を活動場所として利用するほか「楽しい科学技術作品展」も毎年同館で開催されている。

  11年度からは盛岡サイエンスグループ(代表企業、五藤光学研究所)が指定管理者となった。近年では人気映画を題材にした夜間の科学館見学ツアー「ナイトミュージアム」も人気を博している。

     
  「感謝の気持ちを伝えたい」と竹田館長  
  「感謝の気持ちを伝えたい」と竹田館長  


  11年度から館長を務める竹田館長は「30年間市民の方に来て、館を盛り上げていただいた。記念行事では、支えられた感謝の気持ちを皆さんに伝えたい」と語る。竹田館長は市営時代の01年度から05年度までも館長職に就き、科学振興に努めてきた。

  「この館は市民の皆さん、子どもたちが気軽に立ち寄って、遊びに来てくれる。遊びでいい。その中から科学の不思議を感じてほしい。30周年を記念した企画をするが、この年を31年目のステップにする。さらにサイエンスの面白さを広めたい」と一層の発展に期する思いが強い。

  子ども科学館の開館時間は午前9時から午後4時半まで。展示室入館料は子ども100円、大人(高校生以上)200円。サイエンスドーム(プラネタリウム)入場料は子供100円、大人(高校生以上)300円。今年度も5月5日は子どもの入館料が無料となる。問い合わせは電話634―1171まで。


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