盛岡タイムス Web News 2013年  4月 30日 (火)

       

■  盛岡に登山シーズン 好天に恵まれ鞍掛で山開き 春の山野草も歓迎

     
  鞍掛山の山頂で万歳三唱をする登山者  
 
鞍掛山の山頂で万歳三唱をする登山者
 

 岩手山と並んで滝沢村を代表する鞍掛山(897・1b)は29日、山開きを迎えた。春のカタクリ、夏のハイキング、秋の紅葉、冬のスキーと四季を通じて楽しめる鞍掛山。これから本格的な登山シーズンが始まる。

  登山口で行われた山開き式では、村や村山岳協会の関係者らがテープカットを実施した。柳村典秀村長は「いよいよ鞍掛山の山開き。県内では室根山に続いて2番目に早い。きょうは天気も良く、おそらく頂上に到達するころには岩手山もくっきり見えるはず」と登山者に呼び掛けた。

  同日は好天にも恵まれ、県内外のナンバープレートをつけた車両が駐車場を埋めた。登山者は所々見られる残雪を踏みしめるように、頂上を目指した。登山道脇にはキクザキイチゲやカタクリといった春の山野草も見られ、時折ウグイスのさえずりも聞こえた。

  頂上では晴れ渡った青空と、雪をかぶった岩手山が登山者を出迎えた。登山者は敷物を敷いて昼食を食べたり、岩手山をバックに撮影したり、思い思いに山頂での時間を満喫していた。

  二戸市の三輪紘子さん(35)は「山登りは好きだが、しばらく登っていなかった。昨年、ここに登り、やっぱり山登りは気持ち良いと思った。きょうは岩手山もきれいに見えてすごく気持ちが良い」、一緒に登った奥州市水沢区の向井千純さん(35)も「今年初めての登山。風が気持ち良かったし、滝沢村も見渡せて良かった」と、きれいなパノラマを楽しんだ。

  盛岡市の岩野節子さん(56)は「今年は寒かったが、思ったよりも残雪が少なく登りやすかった。やっぱり、子どもからお年寄りまで誰でも気負わずに登れるのが鞍掛山の魅力。きょうはこうして岩手山が雄大に見られて良かった。今年は岩手山にも登りたい」と、鞍掛山を登山シーズンのスタートにしていた。


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