盛岡タイムス Web News 2013年  5月 15日 (水)

       

■  関根敏伸氏が出馬会見 生活の党 「復興進める代弁者に」 北上の県議で地元色 岩手選挙区 野党共闘ならず混迷

     
   岩手選挙区への出馬について会見で話す関根敏伸氏(左)と小沢一郎代表  
   岩手選挙区への出馬について会見で話す関根敏伸氏(左)と小沢一郎代表
 

 生活の党県連(小沢一郎代表)は14日、夏の参院選岩手選挙区(改選1)に関根敏伸県議(57)の擁立を発表した。関根氏は「地方の声、本当の意味での復興を進める代弁者として県民の声を国政に届けたい」と決意を語った。同選挙区の出馬表明は6人目。昨年7月に小沢代表グループが民主党を離脱し、同12月の衆院選は互いに候補を立てての分裂選挙だった。4月に現職の平野達男元復興相(59)が離党。参院選はもともと同じ組織から3人が乱立し、構図はさらに複雑化した。自民党候補を交え、混迷の度合いを増した。

  関根氏は14日、盛岡市大通の県連事務所で出馬会見。小沢代表も同席した。関根氏によると、8日に出馬の意志を固め、県連幹部に伝えた。13日に東京で県連の国会議員、県議と協議し、擁立が決まった。

  会見では「10年間地方議会の立場でさまざま仕事をさせていただいた。一経済人として活動させていただいた時期もあった。地方の矛盾や疲弊感を変えていくには、国政レベルで法制度や制度改革を断行しないといけない。さまざまな経験を県民へ隅々まで訴えていき、仲間の力を借りながら、私の思いを国政にぶつける」などと述べた。

  同じ北上市出身の平野氏に対しては「地元の先輩として尊敬しており、今も変わることはない。政治的な動きがあった中で平野さん自身の政治スタンスが変わったことで出馬の考えをまとめるに至った」と説明した。

  さらに「復興に対しての考え方は(平野氏と)大きく変わらない。私が地方議会にいた観点から、国には物足りない、見えていない実態もある。党としての政策もあり、平野氏とは訴えが変わる。私が受け皿となって訴える」と主張した。

  出馬に伴う県議辞職については「相談しながら議会活動に支障のない適切な時期を判断したい」と現時点で時期は未定。事務所の設置場所については「選対の動きも全くこれから。今後検討して、しかるべきところに構えたい」という。

  小沢代表は擁立経緯について、民主党本部、県連との非自公に向けた共闘決裂を挙げた。「協力の道を探りたかったが、一方的に(民主党に)候補者が決められた」と不満をにじませた。「地元で生まれ育った関根県議に県のため、国のため当選してもらい頑張ってもらいたい」と述べた。

  岩手選挙区には関根氏と平野氏のほか、自民党新人の田中真一氏(46)、民主党新人の吉田晴美氏(41)、共産党新人の菊池幸夫氏(54)、幸福実現党新人の高橋敬子氏(51)が立候補予定。

  関根氏は1979年北海道大を卒業し、県に入庁。北上ヘルシーなどを経て県議に。県商工会議所青年部連合会長などを歴任。北上選挙区選出の県議で03年4月に初当選、現在3期目。党県連幹事長代行兼政調会長。


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