盛岡タイムス Web News 2013年  6月  7日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉153 草野悟 素晴らしい支援の継続

     
   
     

 パイロットクラブという国際的なボランティア会があります。主に世界の知的障害者支援を行っています。東日本大震災では数多くの支援、応援を行ってきました。その盛岡支部の世話人・藤原孝子さんから「震災から2年経過、これからどんな支援をすれば役に立つでしょうか」と相談を受けました。早速、沿岸の仮設住宅に住む仲間たちにヒアリングしましたら、「毎日必要な物はお米かな」と。なるほど、贈り物としては一見無味乾燥的に見えますが、よく考えれば毎日の必要不可欠な物資ですね。

  早速、藤原さんにお伝えしました。また被災者の数が多く、とても全部をカバーできないのは当然です。それでご縁のあるところに継続してお届けできるようにしたらどうかとアドバイスしました。

     
   
     

  三陸鉄道を勝手に応援する会では、困っている漁業者応援ということで幾分の応援を続けています。宮古市の鍬ケ崎は甚大な被害を受け、しかも高齢な漁師さんたちがたくさんいます。仮設住宅で暮らしサッパ船で細々と漁を続けています。そんな漁師さんたちが多く住んでいる鍬ケ崎児童公園仮設住宅の各ご家庭17世帯に1カ月5`ずつを1年間お届けすることになりました。

  間に立ってくれるのは、舘洞布団店さん。大きな被害を受けましたが仮設店舗で頑張っています。お米は、お店、自宅を失いながら仮設店舗で営業を再開した川部商店さんにお願いしました。パイロットクラブ、三陸鉄道、当会の宮古支部長内舘さん、川部商店、舘洞布団店、仮設住宅各家とつながりました。

  何より大事なお米、1年間の継続応援はとても素晴らしいことです。まだまだ立ち直っていない被災地の現実、これからの継続応援はとっても価値があります。パイロットクラブさん、ありがとうございました。
(岩手県中核観光コーディネーター)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします