盛岡タイムス Web News 2013年  6月  15日 (土)

       

■ 参院選 平野達男氏 盛岡に浸透の足場 現・元県議で支援グループ 初会合に10人出席

     
  盛岡市で初会合を開いた平野氏を支援する現・元県議グループ  
   盛岡市で初会合を開いた平野氏を支援する現・元県議グループ  

 7月の参院選岩手選挙区(改選1)に無所属で出馬する平野達男元復興相(59)を支援する県議と元県議のグループが発足し14日、盛岡市で初会合を開いた。地域政党いわて(飯沢匡代表、所属県議4人、花巻市議1人)が支持を表明。平野氏陣営は、これまで手薄だった盛岡地域にも、浸透の足場を得たことになる。他陣営は冷ややかな視線を送るが、大票田での影響を警戒する声もあり、今後の展開が注目される。

  会合には平野氏のほか、民主党の渡辺幸貫、小田島峰雄の両県議、同党を離党した五日市王、佐々木努両県議、地域政党いわての飯沢、及川敦、工藤勝博の3県議、元県議の佐々木一栄、新居田弘文、千葉康一郎の3氏の計10人が出席。地域政党いわての吉田敬子県議は欠席した。

  会議の冒頭、渡辺県議は「本県の厳しい局面をどう乗りこえていくかを基本に、今後の政治状況も含め、気さくな会ではあるが力強い会にしていきたい」と呼び掛けた。

  協議は非公開。渡辺県議によると、議員グループは平野氏を応援する政治団体として同級生らが立ち上げた「いわて・絆の会」と連動。各地への後援会組織の発足を目指す。22日に盛岡市内で予定する後援会事務所開きまでには選対会議を開き、態勢を整えたいという。各団体への推薦依頼などを加速させ、支持の裾野を広げたい意向だ。

  「全てはこれらからだが、応援する県議の人数を比べても他と同じぐらいにはなった。平野氏が持つ能力的なもの、政策的なもの、知名度的なものを生かして頑張りたい」と語った。

  地域政党いわては、自民党の田中真一氏(46)陣営からも推薦要請を受けていたが、平野氏を選択した。自民党県連の千葉伝幹事長は「残念だ」と語る。

  全国的には自民党の優勢が伝えられ、本県では小沢一郎氏率いる生活の党が前県議の関根敏伸氏(57)を擁して巻き返しを図る中、次期知事選なども見据え、反小沢、反自民勢力結集のきっかけを作ったとの見方もある。

  2011年の県議選盛岡選挙区での地域政党いわての得票は及川、吉田両氏合わせて約1万7700票。及川県議は「支持県議が何人であろうと一票でも多く取れるよう頑張る」と意気込む。

  他候補を推す盛岡地区の県議は「平野さんは、これまでの経緯もある。これ以上の伸びしろはない」「今回の選挙戦の混乱を招いた張本人」と突き放す。一方、「影響はゼロではない」とする声もある。


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