盛岡タイムス Web News 2013年  6月  16日 (日)       

■ ぽらあの俳句会20周年 そば屋に集う10人 記念の句集を発刊

     
  20周年を迎え、記念句集を発行したぽらあの俳句会  
  20周年を迎え、記念句集を発行したぽらあの俳句会
 

 盛岡市本町通の蕎麦(そば)屋・ぽらあの雪峰庵で活動する「ぽらあの俳句会」は発足20周年を迎え、記念合同句集「ぽらあの第三輯(しゅう)」を発行した。会員10人が句と思い出を寄せた。A5判、62n。

  会を立ち上げた茂木釣石さん(盛岡市)は「ものの芽や逆立の手の置きどころ」、小野寺えい坊さん(一関市)は「雛の目の旧家の歴史秘めしまゝ」を収録。

  吉田一路さん(紫波町)は「啄木の望郷の丘陽炎へり」、高橋朝生さん(盛岡市)は「雪色の空から生まる雪の精」、蕎麦屋店主の山田倉さんは「春泥や飛んだり跳ねたりランドセル」を寄せている。

  句会の前身は、ポラーノ俳句会。1980年代、国語教師だった茂木さんと教え子が同店に集まって句会を開いた。92年12月、名を新たに、ぽらあの俳句会として活動を始めた。

  会員の顔ぶれは、教師や商社マン、ライターや住職など多種多様。一度定年を迎えた60代から80代までが句に親しんでいる。

  店の近所から通う中村ゆき女さん(63)は「子どもが2歳の時、NHKのテレビドラマ『花へんろ』で市井の人が句会を楽しんでいて、私もこういうのをやれたらいいなと思っていた。かなったようでうれしい」と笑顔を見せる。

  元県職員の土井球童さん(66)=盛岡市=は「仕事とテニスばかりだったので、歳時記を読み始めた。言葉は難しい。四苦八苦している」と皆を笑わせる。

  句会は、毎月1度、第2火曜日に開かれている。山田さん(66)は「このままの雰囲気で続けながら、新しい方を入れていきたい」と話している。
  会員も募集中。問い合わせは、ぽらあの雪峰庵(電話651―7904)へ。

     
  月1度の句会で真剣に取り組む会員たち  
  月1度の句会で真剣に取り組む会員たち
 




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