盛岡タイムス Web News 2013年  6月  21日 (金)

       

■  「うごく七夕」内陸から支援 芸能とくらし研 アザフ作りに気軽に参加を

     
  ななっく内の一角で、和やかな雰囲気でアザフを折る参加者  
  ななっく内の一角で、和やかな雰囲気でアザフを折る参加者
 


  ふるさと岩手の芸能とくらし研究会(吉田隆一代表)は19日、盛岡市中ノ橋通のななっくで、8月7日に陸前高田市で開かれる「うごく七夕まつり」を支援するアザフ作りをした。山車の飾りになる和紙を折る作業。買い物に訪れる客や、震災後、盛岡に移って暮らす人々に広く参加を呼び掛ける。同催しは、26日と7月3日にも予定されている。

  同研究会事務局の飯坂真紀さんによると、活動のきっかけは、震災後に研究会で沿岸の伝統芸能を支える募金などの活動をしたこと。昨年、縁を持った川原祭組を陸前高田市で手伝ったところ、折る作業ならば盛岡でやって贈ることも可能だと思い立った。昨年は同組のアザフを支援し、今年は新たに松原祭組に贈るアザフも製作する。目標は1万枚という。

  本来なら、色のついた既製品の和紙は使わず、和紙を染める段階から手作業で行う。山車は2万枚もの和紙で彩られるといい、飯坂さんは「知らなかった。陸前高田の祭りを知る機会にもなった」と話す。

  19日に参加した湊洋子さん(71)=盛岡市加賀野=は、震災後に陸前高田市から盛岡市に移って暮らしている。「被災前は、祭りの時期になると班ごとにアザフを折りに行っていた。また陸前高田の祭りに参加できるとは思っていなかった。こういう所へ来ると、向こうの方々と話せるのではないかと思い、参加している」と話す。

  飯坂さんは「被災者同士が話せる場になれば。内陸にいても沿岸の方々を応援できる方法を探りたい」と話す。次回以降の活動についても「特別な技術、道具はいらない簡単な作業。買い物がてらに、少しの時間でも立ち寄ってくれれば」と言い、幅広い参加を心待ちにしている。

  製作は、ななっく4階で午前11時から午後7時まで。


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