盛岡タイムス Web News 2013年  8月  2日 (金)

       

■  岩手の夏彩る音色 盛岡さんさ開幕


     
  雨の中、スタートした第36回盛岡さんさ踊り  
 
雨の中、スタートした第36回盛岡さんさ踊り
 

 東北の夏祭りを代表する第36回盛岡さんさ踊り(同実行委員会主催=会長・谷藤裕明盛岡市長)が1日、雨の中開幕した。メーン会場の盛岡市の中央通では午後6時、2013年ミスさんさ、さんさ太鼓連らを先頭にパレードがスタート。ミスさんさは雨に濡れながらも、華麗な演舞を披露。真夏の夜空に勇壮な太鼓の音が響き渡った。パレードは4日まで開催される。

  今年は、過去最高の253団体が参加。約3万5千人が太鼓や踊り、笛などで登場し、盛岡の夏の夜を熱くする。

  今回は、「来て、観て、魅せられ、加わるさんさ」をメーンタイトルに、被災地の復興支援と郷土の復興を願う人の思いを結集して開催。勇壮な太鼓と華麗な踊りで魅了し、観客も誘い参加型の祭りとしてアピールする。

  初日は、先導パレード前に、会場3カ所で各地に藩政時代から続く伝統さんさ踊りが披露された。北山郷土芸能保存会、門さんさ踊り保存会などの伝統さんさが踊った。特別参加団体として、うるま市琉球歌舞団の紅華風、2013台湾観光舞踊応援団も登場し、熱気ある演舞を見せ、雨の中の祭りを盛り上げた。

  パレードでは、こどもさんさに加え、初参加の盛岡商業高校、ドンドンアップなど学校や企業、行政関係の各団体や、「さんさおへれんせ集団」(観光客等を中心とした一般参加者の集団)も参加し、さんさへの思いをみなぎらせる。

  期間中、JR盛岡駅を挟み、駅西口のマリオスにある市民文化ホール、東口の駅前広場では、伝統さんさ踊りの競演も行われている。初日は、時折雨の降る天気。それでも午後3時ころには、盛岡市中央通の沿道には、雨具を持参した市民、観光客らが詰め掛け、陣取った。

  県庁前では、同5時ころから、埼玉県、千葉県、島根県などのご当地キャラ15体が登場し、写真撮影会も開かれた。本番前、県公会堂前に顔を出したミスさんさ5人。本番では各地への派遣の疲れも見せず、華麗な演舞を見せ、沿道から拍手が送られた。坂本佳穂さんは「雨になってしまったが、これまで練習した成果を披露したい。笑顔を忘れず」とミスさんさとして気持ちを込め、踊っていた。

  初日の第1集団では、ちびっこさんさの198人の子どもたち、つつみ幼稚園の101人の園児らが雨も気にせず、元気に踊った。

  谷藤会長は「雨にも負けず、熱気で祭りを盛り上げたい」と雨の中、特別集団の先頭を歩いていた。元持勝利実行委員長は「この雨の中、たくさんの市民や観光客が来てくれている。ありがたい。明日は晴れるはず」と提灯を持ち、パレードに参加していた。


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