盛岡タイムス Web News 2013年  8月  4日 (日)

       

■ 日馬富士関がモンゴル村に 村をあげて横綱を歓迎

     
  チャグチャグ馬コとの記念撮影で笑顔を見せる日馬富士関とムンフバットさん(右端)  
  チャグチャグ馬コとの記念撮影で笑顔を見せる日馬富士関とムンフバットさん(右端)
 

 滝沢村鵜飼の滝沢モンゴル村に3日、横綱日馬富士関(モンゴル出身)が訪れた。同日に盛岡市で開かれた大相撲盛岡場所の合間を縫っての訪問。日馬富士関の夫人が以前モンゴルから岩手大に留学しており、モンゴル村村長のラオグジャブ・ムンフバットさんの留学生仲間であったことから実現した。日馬富士関はムンフバットさんと滝沢村関係者の歓迎を受け、集まった地元住民らのサインの求めに応じるなど交流した。

 訪問が決まったのは1日。短い準備期間にも、滝沢村はできる限りの歓迎を計画した。村の名物であるチャグチャグ馬コを呼ぶこともその一つ。装飾をまとった馬と乗馬の馬の計2頭が、歓迎ムードをより盛り上げた。

  チャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の藤倉孝作理事は「村から、きのう話があり、急ではあったが喜んで参加した。せっかく滝沢村に来られるので、国の無形民俗文化財であるチャグチャグ馬コを見て喜んでもらえたら」と話した。

  同日、モンゴル村に日馬富士関が到着すると、集まった住民らは温かな拍手で出迎えた。日馬富士関は最初にムンフバットさんの招きでゲルに入り、ハダグと呼ばれるお守りの布を天窓に結びつける儀式をした。モンゴルで家を建てたときに必ず行うもので、その家に幸福をもたらすとされる。

  その後、屋外に移動し、モンゴル料理や盛岡三大麺、滝沢スイカなどのもてなしを受けた。

  日馬富士関は、ムンフバットさんの事業を「被災した方々のためにモンゴルのゲルを利用するのは良いこと」と激励。

  夏巡業については「少しでも皆さんの励みになるような取り組みを見せ、これからも相撲に精進していきたい」と意欲を語った。集まった住民らとの握手や写真撮影にも快く応じ、帰り際には「皆さんの協力のおかげで、こんな立派なゲル村ができている。ありがとうございます」と謝意を表した。

  白い帽子にサインをもらった齊藤舞さん(篠木小4年)は「お相撲さんは実際見ると普通の大きさかなと思ったけれど、やっぱり大きかった」と笑顔で話した。

  近くの温泉を訪れて偶然会えたという田中君子さん(76)=岩手町沼宮内=は「テレビで見ていた人で、会えて感動。握手してもらい写真も撮った。優しくてびっくり」と感激の様子だった。

 


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