盛岡タイムス Web News 2013年  11月   3日 (日)

       

■ 寒さに負けず作業 盛岡で初氷観測 市民植樹祭に200人参加 薮川地区にカラマツ

     
  カラマツの苗木を植える参加した親子  
  カラマツの苗木を植える参加した親子
 

 第37回盛岡市民植樹祭(同市の主催)は2日、同市浅岸大志田川の市有林で開かれた。招待者を含む約200人が参加し、0・5fにカラマツの苗木1250本を植えた。親子や夫婦、同級生で豊かな恵みを与える森林に感謝しながら森づくりを実践した。

  会場は玉山区薮川地区の外山森林公園隣接地。用意されたバスや自家用車で市民らが集合した。植樹したカラマツは植樹祭では初めて用いるコンテナ苗を使用。2年生で高さ20〜50aに育っていた。

  参加者は根の部分の深さまで穴を掘り、苗木を植えた。土をかけて足で周りを踏み固めた。幼児の参加も多く、自分から作業を手伝う姿もあった。

  同日の県内は今季一番の冷え込みとなる地域が多く、盛岡地方気象台によると、盛岡では初氷が観測された。平年より6日遅く、昨年より9日早かった。朝の最低気温は県内36観測地点のうち32地点で今季最低を記録。薮川では氷点下5・2度を観測した。盛岡は0・8度、雫石は氷点下1・8度だった。

  寒かったが晴天に恵まれ、子どもたちが元気に会場の傾斜地を走り回っていた。

  花井紗雪さん(市立中野小3年)と弟の統(つかさ)君(同1年)は両親と4人で初参加。互いに熱心に作業し、約20本の植樹をした。紗雪さんは「木の根っこがあるところが難しかったけど、楽しかった。大きくなっているか見に来たい」、統君は「1回始めるとだんだん楽しくなっちゃった」と、活動を楽しんでいた。

  細田敬一副市長は開会式で谷藤裕明市長に代わりあいさつ。「この場所は外山小(今年度末で廃校)の学校林だった。自らの手による森づくりは、森林の役割を理解するのに大変意義のあること」と述べ、適度な間伐の必要性から「皆さんには住宅建築や木製品の利用にぜひ地元産材を活用してほしい」と呼び掛けた。

  植樹後は盛岡市森林組合による間伐、玉山区の80エンタープライズによる珍しい馬搬の実演もあった。


 


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