盛岡タイムス Web News 2013年  11月   4日 (月)

       

■ 盛岡商全国出場ならず 高校サッカー県大会決勝 遠野が2―1で優勝 
後半追いつくも逸機

     
  同点ゴールを決めるなど攻撃の中心となった盛岡商の根子選手(左)  
  同点ゴールを決めるなど攻撃の中心となった盛岡商の根子選手(左)
 

 第92回全国高校サッカー選手権大会県大会(県サッカー協会など主催)は3日、盛岡市永井の盛岡南公園球技場で決勝戦が行われ、遠野が2―1で盛岡商に勝利。2010年以来となる県内最多23回目の優勝を果たした。

  伝統校同士の顔合わせとなった決勝戦。両チームとも序盤から全力で相手ゴールを狙う。運動量と中盤の構成力が武器の盛岡商は、要所でのパスが遠野の堅守に阻まれ得点が奪えず。一方の遠野は堅守からのカウンターで両サイドを走らせるも、運動量に勝る盛岡商に数的優位を作られ、攻撃が阻まれる。互いに球際が激しく、反則が増えて流れが作れない時間帯が続く。

  前半36分、遠野の及川林貴がコーナーキックを頭で合わせ先制。均衡を破る。盛岡商は失点後、選手交代で流れを変えようとするも攻め手を欠き、リードを許して前半を終えた。

  2年ぶりの優勝へ後のない盛岡商。フォワードの根子裕将選手を走らせ、ロングボールで遠野守備の裏を突く作戦に出る。後半15分、混戦からゴール正面でパスを受けた根子が右足を振り抜き、同点ゴール。試合を振り出しに戻す。

  決勝点が生まれたのは同27分。遠野の坂本昌弥が右サイドからロングシュートを決め、勝ち越し。盛岡商は最後まで遠野ゴールに迫るも決定力を欠いた。

  太田浩史監督は「(審判の)笛が多い中、それでもしっかりやって勝たなければいけなかった。遠野が強かった。それだけです」と話す。同点ゴールの根子選手は「もっと自分が点を決めれたら」と涙をぬぐった。

  滝村勇樹主将は「一緒にやってきた仲間たち、試合に出ていない3年生のためにも勝ちたかった。結果が出せず残念。決めるところの集中力と、最後の一歩で足を出せるか出せないかが違った。今のチームは2年生が主体。来年こそきっと勝って、俺たちが取れなかったタイトルを取ってほしい」と語った。

     
  閉会式で準優勝の賞状を受け取る滝村主将  
  閉会式で準優勝の賞状を受け取る滝村主将
 


 


 


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