盛岡タイムス Web News 2013年  11月   8日 (金)

       

■  盛岡市 南公園に野球場 両翼100b、内野5000席以上 スポーツ施設適正配置方針案 年度内に整備時期決定 東新庄の市営は廃止へ


 盛岡市が市スポーツ施設適正配置方針案で、施設の老朽化が進む同市東新庄の市営球場について同市永井の盛岡南公園内への新設を予定していることが分かった。市では2013年度中に整備時期を決定したい考え。現在の市営球場は、盛岡南公園内への新設後に廃止される予定。7日の市議会総務常任委員会で市が説明した。

  新設される球場の規模は、両翼100b、メーンスタンドと内野席の座席数は最低でも5千席を見込む。建設予定地は、盛岡南公園球技場北側で、イベントや試合開催時などに臨時の駐車場に利用されている場所。建設は観客席がそのまま経費に反映されるため、他都市の例では5千席で15〜16億円、1万席で30億円、県営球場並みの2万5千席では50億円ほどが見込まれる。

  現在の市営球場は1938年3月に完成し、75年8カ月が経過している。両翼87b、ベンチタイプのため、新設される球場と単純比較はできないが外野の芝生も含め収容人数1万人。新しい市営球場により競技環境が向上し、高校野球の大会開催も見込める。

  細川恒市民部長は「現段階で想定しているのは、高校野球県大会の準々決勝くらいまでできる観客席5千席。両チームの全校応援ができる程度が最低限。高野連とは去年、今年と意見交換したが、両翼100bにしてほしい、駐車場を十分に取れるところだとありがたいという話をされている」と話した。

  市単独では2万5千席規模の球場を造ることは困難なことから、県営球場などの県営施設の今後の長期的な方針を見ながら規模を検討したい考え。一方、県のスポーツ施設の配置計画は数年前に凍結され、震災後には凍結から白紙になり、次期計画の予定のめどは立っていないという。

  市営球場の更新は、旧都南村との合併建設計画に基づく取り組みで、1992年当時は都南東部(乙部、大ケ生地域など)への建設が計画されていたが、同地域には適地がないことから市教委が盛岡南公園への建設を検討してきた。その後、インターハイの開催などで施設整備計画自体が進展していなかった。


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