盛岡タイムス Web News 2013年  11月   9日 (土)

       

■ 盛岡市 道明と都南第3の区画整理 事業規模を大幅に縮小 道路と下水道は整備 概ね10年の完了目指す 太田地区は計画通り推進

 盛岡市は現在公共施行している道明地区、都南中央第三地区について、大幅に区域を縮小し事業を推進する方針を決めた。両地区は土地区画整理によらない手法による道路や上下水道等の生活環境整備を並行して実施することにより、今後おおむね10年で地区内の整備完了を目指す。太田地区については、一部道路配置等の見直しを行い、現計画通りに事業推進する。

  道明地区は、区画整理を進めるエリアを現状の70・6fから都市再生機構(UR)が施行する盛岡南新都市土地区画整理事業エリアに隣接する北側と西側のエリア21・7fへ縮小する。同地区は2003年度の事業開始から10年が経過。12年度末の面積ベースの進捗(しんちょく)率は7%で、残事業費約158億5千万円。例年並みの年3億円の予算が確保できた場合でも今後53年の事業期間が予想されていた。見直し後の残事業費は約36億6千万円で、ほかに上下水道等負担など約2億5千万円が見込まれる。

  都南中央第三地区は、区画整理を進めるエリアを現状の44fから岩手飯岡駅周辺と都市計画道路岩手飯岡駅三本柳線の沿道のエリア26・5fへ縮小する。同地区は2000年の事業開始から13年が経過。12年度末の面積ベースの進捗率は24%で、残事業費約72億1千万円。例年並みの年4億円の予算が確保できた場合でも今後17年の事業期間が予想されていた。見直し後の残事業費は約44億5千万円で、ほかに上下水道等負担など約7億2千万円が見込まれる。

  道明地区は14年度に仮換地変更案の個別説明および事業計画変更の作業を進め、国や県と事前相談を実施。15年度には事業計画変更の法的手続きを行う。都南中央第三地区は14年度に仮換地変更案の個別説明、事業計画変更の法的手続きを実施。両地区とも15年度に次期総合計画に位置付けた見直し計画に基づく工事に着手する。

  土地区画整理によらない手法で道路や上下水道の整備を図る区域の残事業費は、道明地区が約37億6千万円、都南中央第三地区が約6億9千万円。道明地区は、住居系、沿道サービス系、工業系(試験研究型)と区画整理事業以外の土地利用のゾーニングも計画する。

  太田地区は、1993年度の事業開始から20年が経過。12年度末の面積ベースの進捗率は45%で、残事業費は約114億8千万円。例年並みの年11億円の予算が確保できた場合、12年で事業完了が見込まれるため、説明会では現計画通り進めることを望む意見が多かった。

  土地区画整理事業が困難でまちづくり組織が立ち上げられた下太田、下飯岡の各地区の狭隘道路整備や下水道整備など生活環境整備に要する費用は、下太田地区が約14億5千万円、下飯岡地区が約3億4千万円を見込む。




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