盛岡タイムス Web News 2013年  11月   20日 (水)

       

■  グルージャJ3濃厚に Jリーグ理事会 ライセンス交付を決定 ようやくスタートライン


     
   J3ライセンス交付を受けて会見したグルージャの松田主将、高橋専務、臼井社長、鳴尾監督(左から)  
   J3ライセンス交付を受けて会見したグルージャの松田主将、高橋専務、臼井社長、鳴尾監督(左から)
 

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は19日に都内で理事会を開き、2014年に設置されるJリーグディビジョン3(J3)参入に必要な「J3クラブライセンス」を、グルージャ盛岡、レノファ山口(山口県)、アスルクラロ沼津(静岡県)の3チームに交付することを決定した。理事会ではJ3参加条件の一つ「J3入会審査」について、グルージャを優先することも併せて決定した。グルージャは他の2チームと比較して成績面で優位な状況にあり、J3参入が有力、濃厚となった。

  発表を受け、グルージャは盛岡市肴町のオフィスで会見。臼井康雄社長、高橋理専務、鳴尾直軌監督、松田賢太主将が出席した。チームには午後5時半ころ、電子メールと電話でライセンスの交付が伝えられた。

  臼井社長は「ライセンスを頂戴し、無事Jの一員となれた。Jリーグには大きな理念がある。その上にグルージャの理念を構築し、岩手の発展、子どもたちの健全育成などのためにお手伝いができたら」と展望を語った。

  高橋専務がリーグからの発表内容や今後の日程などを報告した。入会審査についてグルージャ、レノファ、アスルクラロの順に実施するという。グルージャに対しては25日、リーグの大東和美理事長(チェアマン)が盛岡を訪れ、関係機関へのヒアリングを行う。谷藤裕明盛岡市長や県サッカー協会を訪問し、本拠地のサポート体制などを確認する模様。その結果が参入に足りるものであった場合、リーグの理事に報告し、12月2日までに臨時の理事会を開催して、グルージャのJ3入会を判断する。

  鳴尾監督は「スポーツ、サッカーの思いを伝えたいという悲願のスタートラインにようやく立った。確実にJ3に入れるよう、今後も精いっぱい取り組みたい」と言葉に熱を込める。22日から全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンドを控えている松田主将は「ここまで来たら、全部勝ってJ3に昇格する。グルージャをJ3に上げてよかったと、全ての人が思ってくれるような戦いをしたい」と決意を語った。

  理事会では当初、J3ライセンスを10月理事会で交付する予定だった。地域リーグ所属の3チームについては経営面を精査する必要があるとして、1カ月の継続審査を実施していた。

  同日の理事会で、初年度のJ3は予定通り12チームで開催すること、JFL所属の9チーム、J2とJFLによる入れ替え戦で敗れたチーム、特別参加の若手選抜チームの計11チームの参加が決定した。リーグは12月理事会でJ3の開幕の時期や大会方式などを決めるという。


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