盛岡タイムス Web News 2013年  11月   23日 (土)

       

■ 新川目トンネルが貫通 国道106号 宮古〜盛岡間 直轄で初 盛岡市で式典 15年度供用開始予定

     
  関係者らが発破スイッチを押し、無事貫通  
  関係者らが発破スイッチを押し、無事貫通
 

 国道106号新川目トンネル工事の貫通式が22日、盛岡市川目の現地で行われた。同トンネルは宮古盛岡横断道路の国直轄区間において初の貫通。関係者らが無事貫通を喜び合うとともに、道路の早期完成に向けた思いを新たにしていた。

  同トンネルは国道106号の都南川目道路に位置し、延長757b、内空断面積87・8平方b。施工を安藤・間が担当し、昨年11月21日に着工、このほど貫通した。
  中央分離帯を設置し路肩も広く確保するため大断面のトンネルとなっており、地質は剥離しやすい粘板岩であるなど、施工には細心の注意を払い、1年間で早期貫通を実現した。

  今後は覆工コンクリート工事などを行い2014年3月25日でトンネル本体工事は完了。来年度以降は舗装や照明などの工事に入っていく。

  22日の貫通式では、事業を所管する東北地方整備局岩手河川国道事務所の橋公浩所長や安藤・間東北支店の岩尾守常務執行役員支店長らが発破のスイッチを押し、ごう音とともに無事貫通。関係者らは貫通点で握手を交わすなどして、貫通を喜び合った。

  橋所長は、地権者や関係機関に対する感謝の意を述べながら「宮古盛岡横断道路に計画している22本のトンネルの中で、震災後初めて貫通したのが新川目トンネル。本日の貫通により、都南川目道路の開通へ大きく前進することになる。復興支援と地域発展に向けて、一日も早い開通に全力を尽くしていく」と決意を新たにした。

  来賓の祝辞には県盛岡地方振興局の杉原永康局長(三浦賢一土木部長代読)、谷藤裕明盛岡市長(細田敬一副市長代読)が登壇し、復興加速に向けた道路整備への期待を述べた。施工者を代表してあいさつに立った岩尾支店長は「地域からの期待も大きい重要な工事を施工させていただき、光栄に思う」と述べ、無事故無災害で残り工期を進めていくことを誓った。

  都南川目道路は宮古盛岡横断道路の一部を構成し、盛岡市川目1地割から同市手代森までをつなぐ延長約6`の自動車専用道路。97年の事業着手で、総事業費は257億円。12年度末の事業費ベースでの進捗(しんちょく)率は、31%に達している。

  新川目トンネルを含む川目〜田の沢間(延長2・6`)は、15年度の供用開始予定。残り区間では手代森トンネル工事が現在公告中となっている。

 


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