盛岡タイムス Web News 2013年  11月   24日 (日)

       

■ 伝統受け継ぎ未来を開く 仁王小学校 創立140周年記念式典

     
  創立140周年の式典で記念演奏する仁王小吹奏楽クラブ  
 
創立140周年の式典で記念演奏する仁王小吹奏楽クラブ
 

 盛岡市立仁王小学校(多田英史校長、児童453人)の創立140周年記念式典が23日、同市盛岡駅西通の盛岡市民文化ホールで行われた。同校は1873年4月に南部藩校作人館の日影門跡地に第一番小学校として誕生。これまでに2万4237人卒業生を送り出した。式典には全校児童と保護者、地域住民、来賓ら約1200人が出席。140年の伝統を振り返るとともに、同校のさらなる発展を期した。

  多田校長は「歴史と伝統に輝く仁王小学校の創立140周年となる記念の年に、一緒に笑う巡り合わせをしっかりと胸に刻もう。式典を通して改めて仁王の歩んできた140年を振り返り、きょうを節目としてみんなで新たな未来のページを開いていこう」と児童に呼び掛けた。

  同校は南部藩藩校明義堂、作人館の流れをくみ、昭和20年ころまで「ほまれ南部賞」として優秀な成績を残した児童に、南部家から賞状と硯箱が贈呈されてきた。こうした縁で、同日は南部家第46代当主の南部利文氏が「盛岡藩の学校ができ、その歴史を脈々と伝えてくれている仁王小学校の皆さん。君たちのおかげで、南部藩の歴史、伝統が今でも守られている。世界を背負って立った多くの先輩を目指し、立派な大人になってくれることがなによりも楽しみ」と励ましの言葉を述べた。

  児童を代表して赤埴那由多君(6年)が「140周年という節目の年を、伝統ある仁王小学校で学ぶことができとてもうれしく思う。節目の年に児童会の合い言葉を、笑顔輝く仁王の子とした。この言葉には、全ての仁王の子が進んで最後まで頑張り抜くことで、充実感を感じ、笑顔を輝かせてほしいという思いを込めた。140年の間に受け継がれてきたことをこれからも大切にし、ますます笑顔輝く仁王の子になることを全員で誓い合いたい」と話した。

  式典では、仁王小の歴史をスライドショーで振り返ったほか、同校吹奏楽クラブの演奏で仁王小学校讃歌「仁王の子」を合唱した。学校薬剤師や少年指導員などとして学校運営に尽力した6人に教育功労表彰感謝状、長年にわたって同校で指導した9人に永年勤続表彰感謝状が贈られた。


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