盛岡タイムス Web News 2013年  11月   30日 (土)

       

■ 盛岡西バイパス全線開通に 渋滞緩和や盛南の発展促進 87年着工7・8` 新市街地通る幹線道

     
  12月21日の全線開通に向け工事が進む盛岡西バイパス  
  12月21日の全線開通に向け工事が進む盛岡西バイパス
 

 国土交通省岩手河川国道事務所が整備を進めてきた国道46号の盛岡西バイパスは12月21日、延長7・8`の全線が供用開始となる。今回供用開始となるのは、盛岡市永井と同市飯岡新田地内の1・2`区間。盛岡都市圏西側の環状・放射軸を担う盛岡西バイパスの全線開通により、国道4号などの渋滞緩和や市街地アクセスの円滑化、物流の効率化が期待される。21日は現地で開通を記念した式典を行い、午後3時から一般車両の供用が開始される。

  盛岡西バイパスは、交通量の増加や高速関連のアクセス整備への要望が一段と強まる中、交通の分散による円滑化、交通安全の確保および沿道環境の改善を目的に1984年に事業着手された。当初は向中野東仙北線までの4・7`のバイパス事業として、87年に国道46号側から工事が始まった。

  盛南地区の開発の進展などを受けて、2002年に事業区間を3・1`延伸。総延長は同市永井1地割地内の主要地方道上米内湯沢線を起点に、同市上厨川前潟の国道46号に至る7・8`となった。10年までに6・6`が供用開始となり、残る1・2`の完成が待たれていた。

  今回、全線開通することで、沿道に大規模商業施設の開店が相次いでいる盛南地区への商業施設などの立地がさらに促進され、事業所数や従業員人口の増加による、さらなる新市街地の発展が期待される。

  同市都市整備部の今野孝一盛岡南整備課長は「盛南開発、特にも今般竣工(しゅんこう)した盛岡南新都市は、この道路ありきのまちづくりを進めるということで、事業計画や土地利用の計画が成り立っている。立地している事業所や物販店にとっても大きな弾みとなり、本来のまちづくりの効果が発揮される」と盛岡西バイパス全線開通の意義を語る。

  矢巾や都南エリアから盛岡駅への最短ルートが確保されることで、盛岡市中央卸売市場や流通センターなどを結ぶ都市内物流の効率化、通勤・通学時間の短縮などへの寄与も期待される。

  谷藤裕明市長は「開通により、国道4号などの交通渋滞の緩和や市街地へのアクセス・物流の円滑化が期待される。沿道への商業施設などの立地が促進され、盛南地区のさらなる発展に大きく寄与する。沿岸被災地の復興に寄与する国道106号と連動する路線として、秋田・盛岡・宮古を結ぶ地域連携軸の形成や関係市町村との交流拠点となる本都市圏の交通確保などが図られるよう期待する」とコメントした。

 


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