盛岡タイムス Web News 2013年  12月   1日 (日)

       

■ 宮古箱石道路に着工 宮古盛岡横断道路 震災後の新規区間では初 関係者ら現地で起工式 

     
  宮古箱石道路の起工式  
 
宮古箱石道路の起工式
 

 宮古市と盛岡市を結ぶ地域高規格道路「一般国道106号宮古盛岡横断道路」の一部となる、宮古箱石道路(宮古市箱石〜同市藤原、延長約33`)の起工式が30日、同市腹帯の現地で開かれた。2011年度第3次補正予算で新規事業化した宮古盛岡横断道路(国の復興支援道路)としては、初の工事着手となる。

 起工式には国や県、宮古市、施工者関係者ら約70人が出席した。山本正コ宮古市長は「宮古盛岡横断道路が整備されれば、宮古・盛岡間をおおむね90分で移動できる。地域経済の活性化を促進する必要不可欠なインフラ」と着工を迎えた喜びを語った。

  事業者を代表し、国土交通省東北地方整備局の宮田忠明道路部道路調査官は「事業着手から2年で着工にこぎ着けた。地権者をはじめ、多くのご協力があってこそと感謝している。一日も早い完成に向け最大限の努力をしたい」と述べた。

  同整備局三陸国道事務所の工藤栄吉所長は、事業経過や期待される整備効果を説明。主な効果として、災害時の救援活動への寄与や高次医療施設までの速達性向上などを紹介した。

  山本市長や宮田道路調査官、工藤所長、蓮見有敏県土整備部道路都市担当技監ら代表者が、安全施工と早期完成を祈念してくわ入れを行った。

  宮古盛岡横断道路は、宮古市と盛岡市を結ぶ延長約100`の地域高規格道路。東日本大震災津波後には、国の復興支援道路に位置付けられた。急カーブなどの課題を抱える現在の道路について、バイパス整備などを行う。

  宮古箱石道路は、閉伊川やJR山田線などを越える延長約33`の道路。幅員はバイパス整備区間が12b、起点側の約4`(宮古西道路の国施工区間)が13・5b。延長の約8割を構造物が占め、区間内にはトンネル11本と橋りょう8橋を設ける。

  主な構造物(全て仮称)を見ると、トンネルは下川井トンネル(延長約2000b)や茂市トンネル(同1888b)、腹帯第1トンネル(同1787b)など。橋りょうは茂市橋(橋長約177b)や上茂市橋(同145b)、新箱石橋(同143b)などを整備する。

  今回の起工式により、三陸国道事務所管内の復興道路・復興支援道路の全8区間133`が事業化から2年以内で着工したことになる。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします