盛岡タイムス Web News 2013年  12月   7日 (土)

       

■ 盛南最大 3・2fの地区公園 住民の交流活動の拠点に 17年4月の供用開始へ 盛岡市が整備 災害時の避難場所にも

     
   仮称盛岡南地区公園が整備予定の盛岡市向中野5丁目地内、右側は自転車歩行者専用道  
   仮称盛岡南地区公園が整備予定の盛岡市向中野5丁目地内、右側は自転車歩行者専用道
 

 盛岡市は10月に竣工した盛岡南新都市土地区画整理事業の区域内に、多目的広場やジョギングコースなどを備えた仮称盛岡南地区公園の整備を計画している。整備場所は、盛岡スコーレ高校西側の同市向中野5丁目地内で盛岡西バイパスに隣接。面積は約3・2fで、完成すると同整理事業の区域内で最大の公園となる。2014年から3カ年で工事を行い、17年4月の供用開始を見込む。

  同整理事業の基本設計では、地区内に地区公園1カ所、近隣公園3カ所、街区公園11カ所を整備する計画だった。同公園は、主として徒歩圏内に居住する人が利用するために距離1`の範囲内で面積4fを標準に配置する地区公園に区分される。市内の公園では松園中央公園(3・6f)と同規模での整備が見込まれる。

  整備のコンセプトは「地区住民の交流活動に供する緑のふれあい広場」。新市街地地区の核となる緑の拠点として、地区住民の憩い・安らぎの場、交流活動・コミュニティー形成の場、レクリエーションの場などが期待される。隣接して既に整備されている自転車歩行者専用道などとも連携し、岩手山の眺望にも配慮した施設を予定。地震などの災害時における住民の避難場所としても有効に機能する空間構成となる。

  園内には▽多目的広場▽芝生広場▽遊具広場▽幼児遊園▽ジョギングコース▽エントランス▽駐車場―などが整備される。多目的広場は、さまざまな利用に対応可能な土のグラウンドで、スポーツの練習や地域のイベントなどの使用を見込む。芝生広場は、環境保全に配慮し、多目的広場の外周に花見やピクニックなどができる木立のある広場として整備される。

  遊具広場は、新市街地のシンボリックな特徴ある空間にするため、小学校以上の児童が遊べるような築山を利用した立体的な運動遊具などを設置する。幼児遊園は、幼児を安心して遊ばせられる場として一般的な公園に整備されるような遊具の設置を考えている。

  ジョギングコースは、多目的広場の外周や公園外回りにジョギングに対応可能な約1`の園路を配置し、近隣住民の健康作りなどに活用してもらえる空間を見込む。このほか、園内の西側と南東側にエントランス空間を設けて園内を眺めて休憩できるスペースを配置。東側の自転車歩行者専用道を挟んだ飛び地には、30〜40台が駐車可能な駐車場も整備する。

  同市はホームページ上で25日まで、仮称盛岡南地区公園整備計画案に関する市民の意見を募集している。市都市整備部公園みどり課では意見結果を反映させながら、13年度内に工事を行うための実施設計を策定する。

  同課の美濃部計久副主幹は「地区住民の交流活動の拠点として、小さいお子さんからお年寄りまで幅広い年齢の方々に使ってもらえる公園にするというコンセプトは大事にしていきたい」と話す。



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